ヤクルト古賀選手、攻守での成長を目指す秋季練習に挑む

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東京ヤクルトスワローズの古賀優大選手(27)が、来シーズンの正捕手を目指して秋季残留練習に取り組んでいます

埼玉県の戸田球場で行われた練習では、フリー打撃で強烈なスイングに挑戦し、オフのテーマ「強く振る」に沿った意識を持ちながら練習に励みました

古賀選手によると、「振る力が付けば、長打も増える」とのことで、これによって今まで抜けなかったボールが内野や外野を抜ける可能性も高まると語っています

今シーズン、古賀選手は87試合に出場し、打率は2割8分を記録しました

特に走者なしの場面での打率は3割4分6厘と高い数字を残しましたが、得点圏での打率は1割2分1厘と低迷

この反省から彼は「チャンスで気負いすぎてしまった」と振り返り、次シーズンでは「狙い球を絞り切ることができなかった」との課題を持っています

また、「ランナーがいない時は、シンプルに割り切って打つことが重要」とも話しました

古賀選手は、来季に向けて初の規定打席到達を目指し、盗塁阻止率も5割と強肩を生かしつつ、さらなる成長を誓っています

「今年の経験を生かし、来シーズンはチームを勝たせるキャッチャーになりたい」との強い決意を表明し、攻守両面でステップアップすることを心に誓っています

古賀選手の秋季練習に対する取り組みは、彼がチームの勝利に貢献しようとする強い意志の表れです。打撃技術の向上を目指すだけでなく、反省をしながら課題を克服しようとする姿勢は、多くのファンに希望を与えています。特に、盗塁阻止率が5割という数値は、守備面での安定感を示しています。これからのシーズンの活躍にも期待が高まります。
キーワード解説

  • 強肩とは?: 野球において投手や捕手の肩の強さを指し、特に盗塁阻止や遠投の精度に関わります。
  • フリー打撃とは?: 野球の練習の一環で、投手がいない状態で打撃練習を行うことを指します。選手が自分のスイングに集中できるため、重要な練習方法です。
  • 得点圏打率とは?: 走者がいる状態での打率を指し、特に試合の勝敗に直結する場面での打撃能力を示します。

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