吉井氏は、ロッテがフロント主導で一貫した方針を持つことが必要だと提言した
吉井氏は、ロッテ監督時代に導入していた心理カウンセラー制度が、サブロー監督のもとで廃止の方向にあることを指摘
「これはちょっと言いづらいんですけど…」と遠慮しつつ、「監督が替わると方針が変わるチームは選手が混乱するだけで、現場が疲弊する」という自身の経験に基づく意見を述べた
具体的には、現在のプロ野球界で成功を収めているチームには、フロントが一貫した方針を打ち出していることが重要だとし、ソフトバンク、阪神、DeNA、日本ハムなどを事例に挙げた
これらの球団は、強いチームづくりに成功していると吉井氏は主張した
また、ソフトバンクの秋のドラフト会議において小久保監督が出席しなかった事例も取り上げ、長期的なチーム編成と現場の指揮を明確に区分けすることが、チームの強化に繋がると強調
その上で、「あまりにも監督に権限を与えすぎると一瞬強くなる時はあるが、継続的なチームの文化はつくれない」と警鐘を鳴らした
吉井理人氏がロッテの方針について問題を提起したことは、プロ野球界全体にとって重要なメッセージと言えます。監督の権限やチームの一貫性が選手のパフォーマンスにも大きく影響するため、今後の球団経営にはぜひ注目したい要素です。
キーワード解説
- フロント
- 心理カウンセラー
- チーム文化
- 監督権限
- ドラフト会議
