新庄監督支えるベテラン選手たち、FA権を行使せず残留を表明

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年11月7日、北海道日本ハムファイターズの宮西尚生投手(40)、中島卓也内野手(34)、玉井大翔投手(33)の3選手が、保有していたFA権を行使せずチームに残留することを正式に発表しました

この3選手はいずれも実力と人気を兼ね備えたベテランであり、現在5年目を迎える新庄剛志監督(53)のもとで、10年ぶりのリーグ優勝と日本一を目指す進撃を支えることとなります

FA権とは?

FA権(フリーエージェント権)は、選手が特定の条件を満たすことで所属チームを移籍する権利です

選手がFA権を行使すると、他球団からのオファーを受けられるようになります

特に国内FA権は、国内の他球団に移籍できる権利を指します

玉井選手の決断

玉井選手は今季中に国内FA権を取得し、年俸6600万円プラス出来高という契約で残留を決定しました

彼は「北海道が好きで、この球団が好き

応援してくれる人もたくさんいるので、残りたい気持ちは最初から強かった」とその理由を語っています

今季のパフォーマンス

昨シーズンは腰痛のため1軍登板がありませんでしたが、今シーズンは新たな投球フォームを確立し、40試合に登板して3勝2敗、17ホールド、1セーブ、防御率2.25という成績を収めました

玉井選手は「来季は50試合登板を目指す」と述べ、チームの勝利への強い意欲を表しています

選手間の連携の重要性
玉井選手はまた、中継ぎ投手の重要性にも触れ、「目につかない部分で頑張っている選手たちも多い

疲労がたまりやすいポジションなので、その努力も評価して欲しい」と語り、チーム全体の結束の重要性を強調しました

今回の三選手の残留は、若手選手の育成やチーム全体の士気を高める上で重要な決断です。プロ野球界では、ベテラン選手の経験が若手選手にはかけがえのない財産となります。また、選手同士の連携が強いチーム作りに寄与することは間違いありません。
キーワード解説

  • FA権とは? 選手が他球団に移籍する権利のことを指します。一定の条件を満たすことで獲得でき、選手にとって自由な移籍が可能となります。
  • リリーバーとは? 試合で先発投手の後に登板し、得点を防ぐ役割を担う投手のことです。短期間で高いパフォーマンスを求められます。

SNSでもご購読できます。