巨人の育成ドラフト選手、知念大成が秋季キャンプに参加し新たな決意を誓う

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【ジャイアンツタウンスタジアム】7日、東京・稲城市のジャイアンツタウンスタジアムで行われた「巨人秋季キャンプ」にて、育成ドラフト5位指名選手である知念大成外野手(25)が合流した

今年の秋のドラフトで指名された選手が、早くもプロの世界の練習に参加するという異例の出来事となる

知念選手は、これまで憧れのプロの舞台であるキャンプに参加することに高い期待を寄せていたものの、実際に体験するとその厳しさに直面

それでも午前中の打撃や走塁練習、フリー打撃をこなしたものの、最後のロングティーで右足をつるというアクシデントが発生し、トレーナーが急行する事態となった

これに対して知念選手は「きつかったです

これがプロなんだと」という率直な感想を語った

知念選手は昨年、オイシックスに加入し、イースタン・リーグでは首位打者を獲得、今季も打点王に輝くなど、確かな成績を残してきた

しかし、プロの練習は想像以上に厳しかったようだ

阿部監督から「まだまだ足りないな」との指摘を受け、「こんな練習で倒れないように、もっと鍛えていきたい」と新たな決意をして、午後の練習にも臨んだ

阿部監督は、知念選手の特異性を評価し、「ウチにはいないタイプ

戦力になることを願っている」と期待を寄せた

キャンプ初日を約8時間かけて完走した知念選手は、立てないほどの疲労感を感じていたが、その目には失われない輝きがあった

知念大成(ちねん・たいせい)
生年月日:2000年4月27日生まれ、25歳

沖縄県出身

身長181cm、体重75kg

左投げ左打ちの外野手

沖縄尚学から沖縄電力・BC・新潟を経て2024年からオイシックスでプレーし、2025年度のドラフトで巨人から育成5位で指名を受ける

2025年にはイースタンで116試合に出場し、打率286、9本塁打、5盗塁を記録しフレッシュオールスターにも選出された

今回の知念大成選手の秋季キャンプ参加は、育成ドラフト選手としての新たな挑戦の一環です。プロの厳しさを身をもって体験し、成長への決意を新たにした姿勢は、今後の活躍に期待がかかります。また、指導者の期待に応えるための努力と向上心が、選手生活において重要であることを再認識させられました。
キーワード解説

  • 育成ドラフトとは?
  • ロングティーとは?
  • フリー打撃とは?
  • イースタン・リーグとは?

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