侍ジャパン、松山投手がブルペンでの初投球で手応えを示す

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 野球日本代表・侍ジャパンは7日、「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」(15、16日・東京ドーム)に向けた宮崎合宿で2日目を迎えた

この合宿では、中日の松山晋也投手(25)が初めてブルペンでの投球に挑み、威力のある直球とフォークに加えて、韓国戦で初めて使用するカットボールを交え、33球を投げた

 ブルペンでは、育成選手からわずか3年でリーグの代表的なストッパーとして成長した松山のピッチングに、集まった首脳陣の視線が集中した

彼が投げた33球は、この日の練習の成果を見せるに十分だった

松山の直球は力強く、フォークは鋭い落差があり、さらに新たに加えたカットボールも存在感を放っていた

 松山投手は「良い感覚で投げられた

ボールについては順応するためにしっかりやってきた

あとは自分の力を発揮するだけです」と述べ、試合で使用されるMLB球に慣れつつあると語った

直球とフォークによる投球の幅を広げるために練習しているカットボールについても「ボールの芯をしっかり捉えられるように努力したい」と意欲を示した

 この日のブルペンに入ったのは松山と大勢の2人

井端弘和監督(50)は「松山と大勢はもう仕上がっていると感じる

迫力がある

彼らがキャンプ序盤から非常にいい投球をしているのを見てきた」と高評価をした

 来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた起用法についても議論されており、松山は8回か9回を任せられる投手として期待されている

韓国戦を控え、具体的なポジションの決定が待たれる

松山晋也投手の成長が伺えるブルペンでの初投球は、侍ジャパンにとって頼もしいニュースです。直球とフォークに加え、カットボールも新たに習得している姿は印象的であり、監督やチームメートからの期待も高まっています。これからの韓国戦で彼の投球が見られるのが楽しみです。
キーワード解説

  • ブルペンとは? ブルペンは、選手が試合前にウォームアップや投球練習を行う場所で、投手が試合に出る前にコンディションを整えるために使用します。
  • カットボールとは? カットボールは、投球の種類の一つで、握り方や投げ方を工夫することでボールが回転し、真っ直ぐの球に微妙な横の動きを加えることで打者を振り遅れさせることを目的としています。
  • ストッパーとは? ストッパーは、試合の終盤に登板し、リードを守る役割を持つ投手のことを指します。通常、試合のビハインドや同点で登板し、チームを勝利に導く重要な役割です。

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