村上宗隆選手、米大リーグ契約に向けたポスティングシステムの動き

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【ニューヨーク共同】米大リーグ機構は7日、プロ野球ヤクルトからポスティングシステムを経てメジャーへ移籍を目指す村上宗隆内野手(25)を全30球団に契約可能選手として通知したと発表した

ポスティングシステムとは、海外から選手を獲得したい球団が、その選手の元所属球団に譲渡金を支払うことを条件に交渉ができる仕組みである

この制度を利用して村上選手の交渉は開始されることになる

交渉期間は、米東部時間8日午前8時(日本時間同日午後10時)から12月22日午後5時(同23日午前7時)までのまさに2か月間

譲渡金を支払う意思を持つ全ての球団と交渉できる権利を持つことから、村上選手の移籍は極めて注目されている

アメリカ国内でも彼の動向は大きな関心を集めており、メジャーリーグ公式サイトによると、メッツ、マリナーズ、フィリーズ、ヤンキース、レッドソックスなどが村上選手に興味を示しているという

これらの球団は全て、彼の持っている打撃力や守備力を高く評価している

村上選手は2018年に九州学院高からドラフト1位でヤクルトに入団

その後、22年においては史上最年少での三冠王を獲得するなど、若手選手の中でも特に注目される存在となっている

村上宗隆選手がポスティングシステムを利用してメジャーリーグ移籍を目指すことは、彼自身の成長にとってだけでなく、日本の野球界全体にとっても非常に重要な出来事である。彼の才能が新たな舞台でどれだけ発揮されるか、ファンも注目している。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?:海外の球団から選手を獲得するためには、元所属球団に譲渡金を支払う必要がある制度です。
  • 三冠王とは?:同年に打率、ホームラン、打点の3部門で1位になる選手のことを指します。

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