ヤクルト・村上宗隆がポスティング申請、米メディアが報じる

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東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手(25)が、米メディアの報道によるとポスティング申請を行ったことが明らかになった

この動きは日本時間の11月8日に発表され、米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が自身のX(旧Twitter)で速報として伝えた

村上選手のポスティング申請により、メジャーリーグベースボール(MLB)の球団との交渉期間が開始される

具体的には、東部時間午前8時(日本時間同日午後10時)から2025年12月22日(日本時間同23日午前7時)までの45日間となる

このプロセスは日本のプロ野球選手が海外でプレーするための手続きであり、選手とその希望球団との交渉を可能にする

移籍情報に詳しい「トレード・ルーマーズ」や「アスレチック」は、村上選手の契約金額についてそれぞれ独自に予測を立てており、「8年1億8000万ドル(約270億円)」や「8年1億5850万ドル(約237億円)」などの情報が浮上している

一方で、ESPNのFAランキング特集では「5年8000万ドル(約120億円)」との見解も示されており、金額には若干の温度差がある

村上選手は、22歳で56本塁打を記録した後、多くのMLB球団から注目を集めていた

しかし、その後のケガや守備に関する課題、コンタクト率の低さが評価に影響を与えているとされ、一部の専門家は「打撃フォームやアプローチを改善すればコンタクト率は向上する可能性がある」との見解を持ちつつも、あくまで推測に過ぎないとの意見もある

今季のヤクルトでの推定年俸は「6億円」とされているが、米メディアで報じられた契約金額を単年で換算すると「約35億円」から「24億円」と開きがありつつも、村上選手にとっては大幅な年収増となることは間違いない

今後の交渉結果は、村上選手が夢とするメジャーリーグ舞台でどれだけの影響を及ぼすかに注目が集まる

村上宗隆選手のポスティング申請は、彼がメジャーリーグで成功を目指す一歩となります。MLBの評価については課題もあるものの、若い選手としての可能性には期待が寄せられています。今後の交渉の行方が非常に楽しみです。
キーワード解説

  • ポスティングとは?:日本のプロ野球選手がメジャーリーグでプレーするための手続きで、選手が所属する球団が選手を海外に移籍させることに同意する制度。
  • コンタクト率とは?:打者が投手の投球に対してどれだけボールにバットを当てることができるかを示す指標。高いコンタクト率は打撃が安定していることを意味する。

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