岡本選手は計33スイングを行い、最後の3球ではバックスクリーンを越える本塁打や中堅フェンス直撃の打球を放ち、球場から歓声が上がりました
フリー打撃を行う前に、岡本選手はライブBP(ライブ・バッティング・プラクティス)に参加しました
ライブBPは、実戦形式の打撃練習であり、バッターは実際にピッチャーが投げる球を打つことで、試合の感覚を養います
岡本選手は1打席目にオリックスの左腕・曽谷選手を相手に137キロのボールに空振り三振をしてしまい、続く2打席目では、日本ハムの右腕・北山投手の151キロ直球に対し、ボテボテの三ゴロとなりました
岡本選手は家庭の事情により合流が遅れ、前日の夜に宮崎入りしましたが、この日はチームに合流して強化合宿を行いました
チームは11月6日から12日までサンマリンスタジアム宮崎で合宿を行い、10日には広島との練習試合を予定しています
今回の岡本選手のフリー打撃とライブBPの様子は、侍ジャパンが強化試合に向けての調整を進めていることを示しています。特に、家庭の事情で合流が遅れたにもかかわらず、短期間で実戦練習に参加している姿勢は、一層の期待を持たせます。強化合宿における練習試合は、チーム全体の連携や各選手の状態を確認する重要な機会となります。
キーワード解説
- フリー打撃とは?バッティング練習の一つで、投手がいない状態で打者が自由に打席に立つことを指します。
- ライブBPとは?実戦形式の打撃練習で、バッターがピッチャーから実際に投げられるボールを打ち、試合の感覚をつかむためのトレーニングです。
- ピッチクロックとは?打席に入る際の時間制限を示すもので、選手が規定の時間内に打席に入る必要があります。これにより試合のスピード感を高める狙いがあります。

