ソフトバンク・藤原大翔投手、秋季練習でのブルペン投球が注目を集める

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 ◆秋季練習(8日、タマスタ筑後)ソフトバンクの育成2年目、藤原大翔投手(19)が秋季練習で初めてブルペン入りし、迫力ある投球を披露した

この日は来季から2軍監督に就任する斉藤和巳3軍監督(47)も視察し、藤原のパフォーマンスに絶賛の声を上げた

藤原投手の投球内容と反応

 藤原はブルペンの一番奥に位置し、力強い真っすぐに加えてカーブやスライダーなどの変化球も投げ込んだ

斉藤監督はその出来栄えに満足そうで、「コトイチ(今年一番)や」と称賛のコメントを残した

藤原は51球を投げた後で、「変化球を多めに投げて(体で)覚えようと思った」と充実感を口にした

投球中の最速球速は150キロを記録した

成長の背景と今後の展望

 飯塚高(福岡)から育成ドラフト6位で入団した藤原は、昨季中に球速が5キロアップするなど目覚ましい成長を見せた

春季キャンプではA組の紅白戦にも出場

今季は待望の2軍戦での登板を果たし、自己最速である155キロをマークした

しかし、藤原は「変化球が入らず、真っすぐを狙われて打たれた

昨年と変わらない」と、自己評価は厳しかった

今後の練習方針と目標

 ファームのシーズンが終了した10月からはフィジカルトレーニングに重点を置き、体力面の強化が進められた

藤原は秋季練習でも「投球動作で体のどの部分を使うのか」「キャッチボールでもどこで引っかけてしまうのか」といったことを意識し、深く考えるようになったという

これが投球にプラスになったと語っている

来季の目標と意気込み
 「支配下と1軍登板が目標」と語る藤原

3年目を迎える来季へ向けて、彼の目は煮えたぎる希望で満ちている

藤原大翔投手の成長が感じられる秋季練習でのブルペン投球は、今後の活躍に期待を抱かせる内容でした。指導者からの評価も高く、彼自身が成長を実感している点も重要です。来季の目標も明確で、さらなる飛躍を期待したいです。
キーワード解説

  • 育成ドラフトとは? 育成ドラフトは、プロ野球のチームが若手選手を育成目的で選ぶためのドラフトで、主にアマチュア選手が対象となります。
  • ブルペンとは? ブルペンは、ピッチャーが試合に出る前に球を投げる場所で、投球練習を行うための特設スペースです。
  • 球速とは? 球速は、投球されたボールがキャッチャーに到達するまでの速度を表し、一般的にキロメートル毎時(km/h)で測定されます。

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