巨人、紅白戦での機動力を強調する
2025年11月8日、東京読売ジャイアンツは秋季キャンプの一環として、今季初の紅白戦を実施しました
この試合では、阿部慎之介監督がベンチに入らず、バックネット裏の3階席から試合を観戦しました
監督がこの位置から試合を見る理由は、選手たちのプレーを全体的に把握するためであり、「普段見えないところ上から見ることによって、全体が見えるから」と説明しています
試合を振り返り、阿部監督は「カバーリング行ってねえな、スタートしてねえな」と試合中の選手たちの動きについて言及
特に外野手の動きが改善の余地があることを示唆しました
「外野で『遠くでなんかやってるな』みたいな感じで守っている」ことを指摘し、選手にはより一歩進んだプレーを徹底させる必要があると強調しました
監督自身も試合を通して多くの気づきがあったと述べています
注目されたのは、機動力を重視したプレーです
特に、一、三塁の場面での重盗(連続盗塁)や、一塁走者が内野ゴロを打った際のスタート切りなど、多彩な走塁が見られました
重盗に成功し本塁生還を果たした門脇選手は、「サインは指示に従って動くことだが、そうじゃないときにどれだけ細かいところを見れるかが大切」とコメント
普段のノックや走塁練習での気づきが、試合での判断に影響を与えると述べました
今回の紅白戦では、監督が観察することで選手たちの動きの改善点を明らかにした。特に機動力を重視したプレーが強調されており、選手たちの成長が期待される。率先して動く姿勢がチーム全体に良い影響を与えるかが注目される。
キーワード解説
- 紅白戦とは?:チーム内で選手を二つのチームに分けて行う試合のこと。実戦さながらの状況で選手の能力を確認するために行われる。
- 機動力とは?:選手の迅速な動きや素早い判断力を指し、特に盗塁や守備において重要な要素となる。
- カバーリングとは?:守備時に仲間の選手が打球を処理できなかった場合に備えて、他の選手がその位置をカバーする動きのこと。

