侍ジャパンに合流した岡本和真、実戦形式で打撃練習を実施

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侍ジャパンの主力打者、岡本和真内野手(29)が、家庭の事情により参加が遅れていたプロ野球日本代表チームの強化合宿に合流しました

彼は宮崎で行われている「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」に向けた強化合宿の3日目に到着し、さっそく実戦形式の「ライブBP」(ライブ・バッティング・プラクティス)で打席に立ちました

ライブBPとは、実際のピッチャーが投げるボールをバッターが打つ練習のことです

岡本選手はフリー打撃では柵越えを披露し、充実した表情を見せました

「緊張しましたし、疲れました

気が引き締まりますし、しっかり頑張りたい」と語り、強い意欲を示しました

この合宿に参加すること自体が、岡本選手にとっても特別な意味を持っています

前回の2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、決勝戦で本塁打を放ってチームの優勝に大きく貢献しました

合宿中、岡本選手は同じWBCメンバーである牧選手や高橋選手と談笑し、同学年の野村選手とも初対面ながらすぐに打ち解け、円滑にチームの輪に溶け込んでいきました

さらに、岡本選手は新ルールにも動じることなく、「ライブBPもピッチクロックでの時間制限つきで行ったが、普段より気持ちを急ぎめにしてやってみた」とコメントしました

ピッチクロックとは、投手がボールを投げるまでの時間を制限するルールです

また、一辺が約7.6センチ広がった拡大ベースについては、「大きい?って聞かれて、確かに大きいなって気づいたぐらい」と、焦らず落ち着いてプレーする姿勢を示しました

井端監督は、前回のWBCの経験を持つ岡本選手がチームに加わることで、全体の雰囲気が変わると期待を寄せています

10日には広島との練習試合が予定されており、岡本選手は4番として起用されることが決まっています

今年のオフにはメジャーリーグへの移籍の可能性も噂されていますが、岡本選手は「選んでもらったら全力で頑張りたい」と、2025年のWBCに向けた意欲も見せています

日本が誇る右の大砲が侍ジャパンにどっしりと座る姿が、今後の試合でどのように表れるのか注目が集まります

このニュースは、岡本和真選手が侍ジャパンに合流し、今後の活躍が期待されることを示しています。彼の代表での経験がチームに良い影響を与えることは間違いありません。また、彼のメジャー移籍の可能性も含めて、今後の動向に注目です。
キーワード解説

  • ライブBPとは?:ライブバッティング・プラクティスとは、投手が実際に投げるボールをバッターが打つ練習のことです。実践に近い環境で打撃を鍛えることができます。
  • ピッチクロックとは?:ピッチクロックは、投手がボールを投げるまでにかかる時間を制限するルールです。これにより試合の速さが向上します。

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