ヤクルト・川端慎吾、新たな指導者としてスタートを切る

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今季限りで現役を引退した東京ヤクルトスワローズの川端慎吾2軍打撃コーチ(38)が、埼玉県戸田球場で8日から行われている愛媛・松山秋季キャンプの残留練習で本格的に指導をスタートさせた

川端コーチは現役時代、卓越したバットコントロールを武器に通算1100安打を達成するなど、素晴らしいキャリアを持つ選手であった

彼は指導者としての心境について、「変な感じがします

選手たちと動かなくていいのかな、という気持ちがある」と述べ、指導に対する勇気と不安を抱えていることを明かした

川端コーチは、選手たちに自らの経験を伝えることを大切にし、「教えて、伝えていければいい」と意気込みを語った

川端コーチは、2015年に首位打者と最多安打のタイトルを獲得するなど、数々の栄光を手にしてきたが、また幾度も故障に悩まされながらも、晩年は「代打の神様」としてチームを支えた

今後は、自らの経験を基に「押し付けない指導」を信念として、選手たちとのコミュニケーションを重視しながら、各選手に合わせたアドバイスを行いたいと考えている

今年は、主砲の村上宗隆選手がポスティング申請を行い、米大リーグ挑戦が決定

川端コーチは「ポスト村上」となる打者の育成が急務であり、チーム全体のバッティングの向上に努める考えを示した

「勝つためには自分が何をしなければいけないのか、試合でどういう考え方で打ちに行ったらいいのか、そこもしっかり伝えていく」と語り、背番号73を背負って新たな一歩を踏み出した

川端コーチの指導者としてのデビューは、彼にとっても新たな挑戦です。現役で活躍した経験をどう生かし、若い選手たちにどう影響を与えるのかが注目されます。選手とのコミュニケーションを重視する姿勢は、これまでの選手生活を経て学んだ大切な要素であり、それが彼の指導スタイルにどのように反映されるのか、今後の展開が楽しみです。
キーワード解説

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