日本ハムドラフト5位の藤森海斗選手が入団契約を締結、故郷根室で新たなスタート

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日本ハムは、2025年のプロ野球ドラフトで5位指名を受けた明徳義塾の藤森海斗捕手(18)が8日、北海道根室市内のホテルで入団交渉を行い、契約金3000万円、年俸530万円で仮契約を結んだと発表しました

藤森選手は、高知の明徳義塾での3カ月の生活を経て、故郷に帰還し、父が勤務するJR根室駅の冷たい風に触れながら、「この風を浴びて育ったので、気が引き締まった」と喜びを表現しました

根室市出身のプロ野球選手は、元ヤクルト投手の乱橋幸仁以来のことで、野手としては初めての快挙です

藤森選手は「また北海道に帰ってきた

1日でも早く活躍して、根室の人たちを喜ばせたい」と意気込みを語りました

また、駅には彼の指名を祝う横断幕が掲げられており、地域の期待も高まっています

藤森選手の父、塁さんはJR北海道の元外野手であり、2005年には左腕として都市対抗大会に出場した経歴があります

藤森選手は、父から受け継いだパンチ力ある打撃を武器にし、小学2年生から父に育てられてきました

塁さんは、「人間力をつけて、みんなに愛される選手になってほしい」と期待を寄せ、一方で藤森選手も「プロで父を超えられるようになって恩返ししたい」と親孝行を誓いました

好きな食べ物には、根室名物の「花咲ガニ」を挙げ、「身が詰まっていておいしい」とその美味しさを語っています

また、新庄監督のもとで力をつけ、プロ野球界で大輪の花を咲かせることを目指しています

藤森海斗(ふじもり・かいと)
2007年(平成19年)6月27日生まれ、北海道根室市出身

明徳義塾高校在学中に甲子園出場を果たし、打率4割6分を記録

内外野守れるユーティリティプレーヤーで、50メートル走6秒0の俊足と遠投110メートルの強肩を兼備する選手

9月には日本代表としてU18W杯準優勝に貢献し、憧れの選手はソフトバンクの近藤健介です

身長182センチ、体重74キロ、右投げ左打ち

藤森選手の入団契約は、地元根室市のファンにとって非常に喜ばしいニュースです。打撃や守備に関する彼の能力はもちろん、家族感や地元への愛が強く表れたエピソードが多く、多くの人から親しまれる選手に成長することが期待されます。今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

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