オリックス・佐藤一磨投手、フォーム矯正で球速アップを目指す

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オリックス・バファローズに所属する佐藤一磨投手(24)が、ブルペンでの投球練習を通じて「コンプレックス解消」の第一歩を踏み出した

自身の最高球速は148キロであるものの、今シーズンは直球の球速が140キロ前後に留まっており、その改善を目指して高知キャンプでのフォーム矯正に着手した

フォーム矯正と特別ドリル

佐藤投手は、身長190センチの体を十分に活かせていないと感じ、「真っすぐが弱い」という自己評価を持っていた

岸田監督と厚沢投手コーチの指導のもと、特別なドリルを取り入れながら、体の出力を向上させるための訓練に取り組んでいる

正しい重心の位置の理解

投球時の重心の位置に関する指導を受けた佐藤は、通常フォームで50球を投げた後、ステップを踏んでの投球練習へ移行した

「投げる方向に体が流れてしまっている」と自身の課題を認識し、助走を取り入れた結果、球速145キロを記録した

この挑戦により、「力の伝わるフォームであれば球速は出る」と自信を深めている

目指すは150キロ以上

「やるからには150キロ以上を目指したい」と意気込む佐藤投手に対し、岸田監督も「本人も出力に悩んでいたようで、今取り組んでくれている」と期待を寄せた

昨季ウエスタンリーグで10勝を挙げて最多勝に輝いたものの、1軍では3試合で1勝1敗と不本意な結果が続いており、「2軍で何勝したって関係ない」と1軍ローテ入りを目指してさらなる鍛錬を続けている

選手プロフィール
名前
佐藤 一磨(さとう・かずま)
生年月日
2001年4月16日
出身地
神奈川県
身長・体重
190センチ・97キロ
ポジション
左投左打
年俸
900万円(今季推定)
オリックスの佐藤投手が自身の球速向上を目指してフォーム矯正に取り組んでおり、特に体の使い方を見直すことに重きを置いている姿勢は、プロ選手としての成長意欲を感じさせます。彼が目指す150キロ以上の球速は、目標に向かって努力する姿が多くのファンに勇気を与える結果となることを期待しています。
キーワード解説

  • フォーム矯正とは?投手が投球時の体の使い方を見直すことで、パフォーマンスを向上させることを意味します。
  • ボールの出力とは?投球時に投手が利用する体力や力のことを指し、これが高まることでボールの球速が向上します。
  • 重心とは?体がバランスを保つための中心地点のことで、ここが正しく設定されることで効果的に力を伝えられます。

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