今季の年俸は推定で5200万円となっており、補償が発生しないとされるCランクに該当する
プロ18年目を迎えた伊藤捕手は、今季ほぼ出場機会が限られ、移籍後最少の6試合に出場
代わって2軍では75試合に出場し、打率は3割9厘を記録するなど好調を維持した
しかし、チーム内には山本や戸柱といった選手に加え、若手の松尾選手が台頭していることから、捕手の層は12球団の中でも非常に厚い状況にある
このような環境の中で、伊藤捕手は出場機会を求めてFA権行使に踏み切ったとされている
周囲の話によれば、「今後の野球人生を考え、他球団の評価を聞いてみたい」という意向があるようだ
伊藤捕手は、2007年の高校生ドラフトで明徳義塾高校(高知)からオリックスに入団し、2014年にはベストナインおよびゴールデン・グラブ賞を受賞
2018年にはDeNAにトレードされ、ここではバウアー投手の女房役として活躍し、右腕を10勝に導くなどチームに貢献した
DeNAの伊藤光捕手がFA権を行使することになったのは、選手層の厚さや出場機会の減少が背景にあるようです。今後の彼の動向に注目が集まる中、他球団との契約や評価を聞くことは、野球人生の新たなステップと言えるでしょう。
キーワード解説
- フリーエージェント(FA)とは? 選手が契約満了後、他のチームと契約交渉を行うことができる制度のこと。
- 捕手とは? 野球で投手の後ろに位置し、送球やバッティングなどの役割を担うポジションのこと。
- ゴールデン・グラブ賞とは? 守備の優れた選手に与えられる賞で、毎年のリーグごとに選ばれる。

