ロッテ・中村稔弥、今季のロングリリーフとして存在感を示すが課題も残す

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ロッテの中村稔弥投手は、プロ7年目の今季においてもその存在感を放ち続けています

彼は主にロングリリーフとして数々の試合で登板し、15試合で20回を投げて防御率3.15を記録しました

ロングリリーフとは、先発投手が試合を早めに降板した際に登板し、試合を引き継ぐ役割を指します

中村投手は、昨シーズン終了後の秋季練習で「体力強化」と「真っ直ぐの質向上」、そして新しい変化球の習得をテーマにしたと語っています

彼は特に、シーズン終盤での球速の落ち込みが課題であると認識しており、「体力をつけ、何イニング投げてもバテない体を作りたい」と意気込みを見せています

春季キャンプでは、石垣島でハードなトレーニングを行い、スライダーの習得にも励みました

スライダーとは、速度のある横滑りする変化球で、打者にとってはタイミングを外されやすい球種です

2月20日の練習試合では無失点に抑えるも、安打を許す場面が見受けられました

オープン戦では特に対戦相手の巨人戦での好投が光りました

しかし、3月にはピリッとしない投球が続き、彼はファームでの調整に入ります

ファームでは6試合連続無失点という成績を残し、自信を取り戻しました

特にツーシームやカーブの球種に関しては、良い状態で投げられたと自負しています

今季初昇格後、初登板から3試合連続無失点の活躍を見せるものの、7月には失点が続くなど波がありました

特に、イニングを跨ぐ難しい状況でも冷静にゲームをまとめる姿勢が評価されています

ですが、シーズンを通しての一軍での活躍には課題が残り、今後の成長が期待されます

「来季はシーズン通して一軍で投げ抜きたい」という中村の言葉からは、彼の成長意欲と決意の強さが伝わってきます

来シーズンのさらなる活躍に期待が寄せられています

中村稔弥選手の今季はロングリリーフとして多くの試合に登板し、時には素晴らしい投球を見せたものの、シーズンを通じて安定したパフォーマンスを保つことができなかったという見解が多い。彼の成長と来季の活躍が期待される。そのため、今後の練習や調整がポイントとなるだろう。
キーワード解説

  • ロングリリーフとは? 先発投手が試合を早めに降板した場合に、代わりに長いイニングを投げるピッチャーのことです。
  • スライダーとは? 回転をかけて投げることで、横に変化する球種で、打者にとってはタイミングを合わせにくいボールです。
  • ツーシームとは? 二つのシームがあるように握ったボールで、打者の予想外のコースに投げられることが特長です。

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