DeNA新コーチ、ユニークなフリスビートレーニングで若手捕手を指導

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新たに就任した横浜DeNAベイスターズの加藤健1軍バッテリー戦術・育成コーチ(44)は、8日、神奈川・横須賀市で秋季練習を行い、若手捕手陣に対して新しいトレーニング方法を披露しました

ユニークなトレーニング方法

このトレーニングは、捕手がフリスビーを投げ合いながら、捕球体勢を作るというシンプルながらも効果的なもので、股関節の使い方や体重移動を学ぶことができる内容です

加藤コーチは「苦しい体勢から地面を蹴ることができる」と、選手たちが四苦八苦する様子を見つめながら指導しました

この方法は、加藤コーチが巨人で2軍バッテリーコーチを務めていた時期に導入されたもので、若手選手の動きを改善するために考案されたものです

選手の反応

3年目の捕手、松尾選手はこの新しいトレーニングに挑戦し、「股関節を動かすのはキャッチャーとして大事なこと」と語り、自身の可動域を広げるための意義を感じている様子でした

また、加藤コーチはこのトレーニングのアイデアが100円ショップから生まれたことを明かし、「気づこうと思ったらヒントはある」と笑顔を見せました

捕手陣の陣容と指揮官の期待

DeNAには正捕手の山本選手をはじめ、ベテラン選手の戸柱、伊藤、そして若手の松尾選手と、実力のある捕手が揃っています

加藤コーチは「バッテリーを中心とした投手力が鍵になる」と強調し、捕手陣の強化に向けた意気込みを示しました

トレーニングの目的と意義
加藤コーチのトレーニングは、ピッチャーの投球スタイルを瞬時に予測し、捕球判断を向上させることを目的としています

「ピッチャーにもさまざまなタイプがいるので、瞬時の予測能力が良くなれば試合にもつながる」と、真剣に選手たちを見守る姿が印象的でした

加藤コーチの指導方法には独自の視点が感じられ、若手選手たちも意気込みを見せています。フリスビーというユニークな道具を使うことで、楽しく効果的なトレーニングが実現されています。捕手陣のさらなる成長が期待されます。
キーワード解説

  • バッテリーとは? バッテリーとは、野球において投手と捕手のコンビを指します。投手が投げたボールを捕手が受ける役割を持ち、試合の戦術において非常に重要なポジションです。
  • 捕球とは? 捕球とは、野球においてボールを受け止める行為のことを指します。捕手にとっては、投手が投げたボールを正確に捕る技術が求められます。
  • 可動域とは? 可動域とは、関節が動くことができる範囲のことです。特にスポーツ選手においては、可動域を広げることがパフォーマンス向上に繋がります。

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