村上投手は「頑張っている姿を兵庫県に見せられたら」と語り、震災の影響を受けた故郷への思いを明かした
村上選手は、父親であり消防士の高広さんから震災当時の惨状を聞かされて育った
彼は、倒壊した高速道路、寸断された道路、そして火災が多発する光景を想像しながら、「実際に起こったら自分はどう行動するのか」と自問自答している
小久保監督の指導
この日は、小久保監督が筑後ファーム施設を視察し、新人選手たちの合同自主トレーニングを前に、「反復練習ができないと一流になれない」と選手たちに訓示した村上選手は「意識してやっていきたい」とその言葉を肝に銘じた
成長への意欲
ファーム施設にはまだ使用していないトレーニング器具があるそうで、村上選手は「自分を高めるためにどんどん使って、弱いところを強みにしていきたい」と意欲的に語った小久保監督は村上選手の育成について、「高卒だから3年間体を鍛えて4年目からという考え方ではなく、いけると判断すればすぐに一軍に行かせる」との方針を示した
1年目の意気込み
村上選手自身も「1年目で1軍登板ができれば」と期待を抱いており、身体を鍛えて、早く一軍のマウンドに立って故郷に貢献したいと強調したこれからの村上選手の成長と活躍に期待が高まる
村上投手の故郷への思いや、阪神大震災に関する理解が深まる中、彼の決意が伝わってくる。小久保監督の指導もあり、彼の成長が期待されることから、ファンはその将来に大きな期待を寄せている。
キーワード解説
- ドラフト1位とは?:プロ野球において、ドラフト1位は特に注目される選手であり、チームはその選手に対して高い期待を寄せている。
- 高さ広い(しんだい)とは?:「高卒」とは、高校を卒業したばかりの選手を指す言葉で、プロ野球において若手選手の成長過程を示す。
- 一軍とは?:プロ野球の中で、試合に出場するメンバーのことを指し、最も上位のリーグでプレイする選手たち。

