阪神・西純矢選手が外野手デビュー、待望の実戦に挑む

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今秋から外野手に転向した阪神・西純矢選手(24)が、11日の練習試合・中日戦(春野)で「野手デビュー」を果たすことが発表された

高知・安芸秋季キャンプの第2クール最終日に、和田豊ヘッドコーチ(63)が出場を明言した

右肘手術の影響で今季は試合出場がなかった西純選手は、「楽しみ」と期待感を示した

キャンプの第2クール最終日は、早朝から降りしきった雨の影響で終日安芸ドームでの練習となった

西純選手は、深緑の外野芝を駆け回ることができないもどかしさを晴らすように、元気いっぱいにバットを振り、打球を追い、声を出してアピールに勤しんだ

手指には無数のマメとテーピングが施されており、彼の真剣なトレーニングの証でもある

西純選手は「(投手としての)リハビリも、今年は長くやった

今までずっと“試合に出ない”ということはなかったので、こんなに一年間、試合に出ないことは初めてだった

楽しみっちゃ、楽しみですね」と語った

不安や怖さも感じながらも、期待や希望の方が大きいとのこと

2月末に行った右肘手術後、仲間たちを見ながら延々とグラウンドを走り続けた日々を思い返すと、「真剣勝負」こそ最も刺激的だと感じている

11日の中日戦では、途中出場が予定されているという

和田ヘッドコーチは「(試合に)出る出る、もちろん」と明言し、出場の流れについても説明した

藤川監督も若虎の挑戦に納得の表情を浮かべており、期待が寄せられている

日付 対戦チーム 出場予定
11月11日 中日 途中出場
キャンプの後半には、同じく投手から外野手に転向し「超人」として知られる糸井嘉男スペシャルアンバサダーが臨時コーチとして現れる予定だ

これにより、西純選手は戦闘体験や課題をレジェンドから学ぶ機会を得る

西純選手は「(第1クールから)変わらず、いい感じでキャンプを送れている

この流れのまま、変にケガすることなくいけたらいいですね」と述べており、さらなる成長を期待されている

温暖な南国で「野手・西純」が芽吹く中、デビュー戦で得る経験が一層の成長につながるだろう

阪神・西純矢選手が外野手に転向し、11日の中日戦でのデビューが決定した。昨年の右肘手術後、実戦から遠ざかっていた彼にとって、待望の復帰戦となる。リハビリを経て迎えたこの瞬間は、選手としての成長を試す貴重な機会となるだろう。また、糸井嘉男スペシャルアンバサダーからの指導も期待されている。
キーワード解説

  • 外野手とは? 野球における外野手は、内野の外側に位置する選手で、主に打球の捕球や返球を担当する。
  • リハビリとは? ケガをした後、元の状態に戻すための治療やトレーニングのこと。
  • スペシャルアンバサダーとは? 特別連携や支援を行う人のことで、例えば有名選手が若手選手を指導する役割を持つ。

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