10日の侍ジャパン戦（サンマリンスタジアム宮崎）では、「2番・遊撃」として先発出場が予定されており、今秋から注力してきた打撃改良の成果を披露する機会となる
この日は日南市内の宿舎で来季の契約更改交渉に臨み、年俸4800万円でサインした
これは500万円の減額を意味しており、矢野選手は来季の巻き返しを誓った
大会は一流の投手たちとの対戦であり、矢野選手は「シーズンが終わってから取り組んできたことを試せる」とし、存在感を示すことへの意欲を見せた
侍ジャパンは西武の平良や巨人の大勢、中日の松山ら、現在の球界を代表するクローザーが登板することが期待され、矢野選手は「自分が思っているスイングができたら良い」とさらなる成長を目指している
今秋は宮崎での鍛錬に多くの時間を費やし、みやざきフェニックス・リーグや秋季キャンプにも参加
福地1軍打撃チーフコーチや新井1軍打撃コーチとのコミュニケーションを通じて、打率250を最低ラインとした打撃の基盤作りを進めてきた
具体的には体が開く癖を修正することに注力しており、「前の壁がめくれると、フライになりやすい」という点に注意を払っていると語った
昨季は137試合に出場しゴールデングラブ賞を獲得したが、今季は112試合で打率208、1本塁打、19打点と成績は不振
シーズンを振り返り、状態が悪い時にどうすべきかを見つけられなかったことが悔やまれる
矢野選手は守備力に定評があり、打撃が伴えばレギュラー争いに自信が持てると語る
「来年は競争に勝つしかない」と強い意志を見せた
10日の試合では同期入団の森浦投手と対戦する可能性もあり、「絶対に打ちたい」と意気込みを表現した
侍ジャパン戦を機に、逆襲のステップを踏み出すことが期待される
広島の矢野雅哉選手は、今秋のキャンプで行った打撃改良の成果を侍ジャパン戦で試すことに意欲を燃やしています。特に一流投手との対戦が自信と成長に繋がると感じている彼の姿勢は、ファンにとっても頼もしいしょう。来季への強い決意と共に、彼の成長が楽しみです。
キーワード解説
- 打撃改良とは？打撃を向上させるための練習や技術の改善を指します。選手は自分の弱点を克服するために努力しています。
- ゴールデングラブ賞とは？野球において守備の優秀な選手に与えられる賞で、選手の守備力を評価するものです。
- ノックとは？外野手や内野手が守備練習としてボールを受ける練習方法で、選手の守備技術を高めるために行われます。
