ソフトバンク・東浜巨投手がFA権を行使、移籍の可能性を模索

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ソフトバンク・東浜巨投手が国内FA権を行使し、新たな移籍先を模索

プロ野球ソフトバンクホークスの東浜巨投手(35)が、2023年に取得したフリーエージェント(FA)権を行使することを9日に発表した

福岡県のみずほペイペイドームで行ったこの発表では、彼が専用の書類を提出したことが確認された

今シーズン、東浜投手は7試合に登板し、4勝2敗、防御率2.51という成績を収めた

彼は先発投手のバックアップとして出場機会を待つも、シーズンを通しての出場は限られていた

東浜投手は2012年のドラフトで1位指名を受けて入団し、2017年にはリーグ最多勝を獲得

彼の今季の年俸は推定1億5000万円であり、FA移籍を希望するためには他球団への補償が必要なBランク投手と見られている

「一番は出場機会というところで、まだまだ第一線で投げたいという思いが凄く大きいです

他球団でも競争に勝ち抜かないといけない

厳しい世界というのは理解してますが、争いのスタートに立たせてもらうチャンスがあれば話を伺ってみたい」と語った東浜投手

沖縄尚学から亜細亜大学を経てプロ入りし、これまで通算76勝を挙げている

さらに、ウエスタン・リーグでも13試合に登板し、7勝3敗、防御率1.85の成績を残し、自己アピールに努めてきた

また、日本シリーズには出場機会がなかったものの、中継ぎとしてCSファイナルステージに登板するなど、意欲を示している

年俸は高額であるものの、他球団にとっては補償が必要な点がネックになる可能性がある

しかし、東浜投手は「自分のランクとかそういったものも含めて理解した上で、今回行使をさせていただくので

そこは強い覚悟を持って臨みます」と強い決意を見せた

球団側は宣言残留を容認したものの、東浜投手にとっては非常に悩ましい選択であった

彼は「あの時の瞬間を思い返しても幸せな瞬間しかなかった」と振り返りつつ、より多くの出場機会を求めての決断を下した

背番号16を背負った選手が新たなステージに向かう姿に、ファンも注目している

インタビューでも「どうやったら優勝に貢献できるか、1軍の戦力になれるかっていうところを考えて過ごしてきたので」と自己分析し、「本当に恵まれ、幸せな瞬間しかないなって思います

感謝しかない」とファンへの想いも述べた

先発へのこだわりも強く持つ彼が今後どのような道を進むのか、注目が集まる

東浜投手のFA権行使は、選手としてのキャリアにおいて重要な決断です。これまで長年ソフトバンクに貢献してきた彼ですが、やはり出場機会を求める姿勢が強く伝わってきます。新たな挑戦を決意した背景には、まだまだ自分の力を示したいという強い思いがあるのでしょう。多くのファンからの期待もある中、どのチームに移籍するのか注目が集まります。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?:プロスポーツ選手が契約満了後に他のチームと契約する自由が与えられる権利のことを指します。
  • 防御率とは?:投手が1試合あたり何点許したかを示す指標で、数値が低いほど良い成績とされます。
  • バックアップとは?:先発選手が出場しない時に、その役割を担う選手のことを指します。

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