ヤクルト・田中陽翔選手、秋季キャンプで打撃力強化に励む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
東京ヤクルトスワローズは、愛媛県松山市で行っている秋季キャンプの第2クール最終日を迎え、新人選手である田中陽翔内野手(19)が室内練習場で行われた打撃練習に注目が集まった

田中選手は、強いスイングを身に付けるための努力を惜しまない姿勢を見せた

田中陽翔選手の打撃練習

田中選手は、雨天の影響で屋外練習ができなかったため、室内での打撃練習に取り組んだ

この練習では、数多くの快音を響かせ、スイング力の強化に励む姿が見受けられた

「強く打つことができれば、より多くの長打を生み出せると思う」と田中選手は述べ、「『分厚い打球』を心掛けている」と明言した

『分厚い打球』とは?

彼が言う「分厚い打球」とは、バットの芯でしっかりとボールを捉えた際にできる力強い打球のことを指す

これは、元中日の和田一浩選手が記録したような、伸びのある打球をイメージしている

具体的には、阪神の藤川球児からの直球を使用して打ったホームランを挙げている

プロ初の猛打賞

田中選手は、今年のプロ1年目に6試合に出場し、10月3日の広島戦ではプロ初の猛打賞を記録した

猛打賞とは、1試合で3安打以上を打つことで、特に評価される成績である

コーチの評価と今後の目標
2軍のチーフ打撃コーチである大松コーチは、「彼のバットコントロールは優秀で、ポテンシャルを秘めている」と評価しつつ、強い打球を打つためには今後のスイング力の強化が必要であると述べた

田中選手自身も「自分がやることを実践すれば、結果はついてくる」と、前向きな姿勢を示している

田中選手は、守備力の強化にも注力しており、定位置獲得を目指して日々の練習に励んでいる

田中陽翔選手が秋季キャンプでの打撃練習を通じて、その成長を感じさせるコメントを残している。プロ1年目での成果を元に、さらなる打撃力アップを目指す姿勢は、多くのファンの期待を集めている。将来的には、ヒットやホームランを量産できる選手に成長していくことが期待される。
キーワード解説

  • 強打とは?強打とは、選手がボールを打つ際に、力強いスイングによってバットの芯でボールを捉え、大きな飛距離を持つ打球を生み出すことを指します。
  • 猛打賞とは?猛打賞とは、プロ野球において1試合で3安打以上を記録した選手に与えられる称号のことです。この成績は選手の打撃力を示すもので、特に評価されます。
  • バットコントロールとは?バットコントロールとは、選手がボールにバットを正確に当てる技術や能力を指します。この技術が高いと、打球の方向や飛距離を自在に調整することができます。

SNSでもご購読できます。