今井達也投手、西武から米大リーグ移籍へポスティングシステム手続き開始

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埼玉西武ライオンズは10日、投手の今井達也氏(27)が今オフに米大リーグへの移籍を目指し、ポスティングシステムの手続きを開始することを発表しました

ポスティングシステムとは、メジャーリーグへ移籍希望の日本プロ野球(NPB)選手が利用する手段のひとつで、選手の権利を持つ球団が海外移籍を許可するための手続きです

今井が同システムを利用できるのは、球団が容認したためです

この決定は、昨季の彼の実績を考慮し、また本人の移籍に対する熱意を尊重した結果です

今井は今シーズン、24試合に登板し、178奪三振を記録し、防御率1.92をマークするなど、非常に優れた成績を残しました

これまで3年連続で10勝を達成しており、特に昨季は最多奪三振のタイトルを獲得しています

通算成績は159試合で58勝45敗、防御率3.15です

今井選手は、米国の大手代理人事務所とも契約済みで、米大リーグへの挑戦を明らかにしていました

また、5日には同じく米リーグへの移籍を希望していた髙橋光成投手(28)についても、同様にポスティングシステムの利用が認められています

これにより、実績のある2人の優秀な投手が同時に西武を離れる可能性が高まっています

ポスティングシステムの申請手続きは、11月1日から始まり、最終的な可否の判断は球団に委ねられます

申し込みの締切は12月15日です

今井達也投手のポスティングシステムを利用した米大リーグ移籍への道が開かれたことは、西武ファンにとっては寂しいニュースです。選手の成長を見守ってきた方々にとって、彼が新たな挑戦を選んだことは理解できますが、同時に球団やファンへの影響も考える必要があります。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?日本のプロ野球選手が米大リーグに移籍する際に使用される仕組みで、球団が移籍を承認する必要がある。
  • 海外フリーエージェント(FA)権とは?選手が他チームと自由に契約する権利のことで、FA権を持つ選手は移籍先を自ら選ぶことができる。

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