福岡ソフトバンクホークスの濵口遥大選手が戦力外通告、1年での退団に

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2025年11月10日、福岡ソフトバンクホークスは、濵口遥大選手に戦力外通告を行った

濵口選手は昨オフに横浜DeNAベイスターズからトレード移籍してきた選手であり、わずか1年でチームから構想外となるという結果となった

選手プロフィール

投打 左投左打
身長/体重 173cm / 80kg
生年月日 1995年3月16日
経歴 三養基高 - 神奈川大
ドラフト 2016年ドラフト1位(DeNA)

キャリアのハイライト

濵口選手は、神奈川大学から2016年のドラフトで横浜DeNAに入団

ルーキーイヤーでは先発ローテーションに定着し、22試合に登板し、10勝6敗、防御率3.57という成績を残した

しかしその後、彼のパフォーマンスは安定せず、プロ1年目の成績がキャリアハイとなった

移籍後の状況

昨季は11試合に登板し、2勝4敗、防御率3.25

オフに三森大貴との交換トレードでソフトバンクに移籍したが、移籍初年度は開幕二軍からスタートすることになる

さらに、4月に国指定難病の黄色靭帯骨化症と診断され、その後手術を実施

猛リハビリの末、7月にファームで実戦復帰を果たすも、1軍登板は叶わなかった

二軍では15試合に登板し、1勝2セーブ、防御率3.78に終わり、結果的に今オフでの戦力外通告となった

濵口遥大選手の退団は、チームにとっても選手自身にとっても厳しい決断であった。選手の能力や健康状態がチーム内での位置を決定づける中、怪我や病気の影響が彼のキャリアに与えた影響は無視できない。今後のキャリアに期待が寄せられるが、まずは十分な回復が求められる。
キーワード解説

  • 戦力外通告とは?:プロ野球チームが選手に対して、契約を継続しない旨の通知を行うこと。
  • トレードとは?:選手同士、または選手とドラフト権などを交換する取引のこと。
  • リリーフ起用とは?:先発投手が投げ終わった後、主に試合終盤に投げる投手として登板すること。
  • 黄色靭帯骨化症とは?:脊椎の靭帯が異常に硬くなってしまう病気で、神経を圧迫し痛みを伴う。

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