DeNA・森原康平投手、フリーエージェント権行使せず残留を表明

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横浜DeNAベイスターズは11日、フリーエージェント(FA)権を保有している森原康平投手(33)が権利を行使せず、チームに残留することを発表しました

FA権とは、選手が他の球団と契約する権利を持つ制度で、自身の意向でチームを移籍するかどうかを選択することができます

森原投手は球団を通じたコメントの中で、横浜DeNAベイスターズに残留する決断をした理由を説明しています

「この街、このチームと共に、さらに上を目指したい」という想いから、特に新任の相川監督のもとで新たなスタートを切るという意義を感じているようです

これまでの経歴を振り返ると、森原は広島県出身であり、地元の山陽高校を経て近畿大学工学部に進学、その後新日鉄住金広畑での経験を積み、2016年のドラフトで楽天に指名されてプロ入りしました

2022年にDeNAに移籍し、昨シーズンには58試合に登板して2勝6敗29セーブ、防御率は2.41という成績を残し、日本シリーズでは胴上げ投手としてチームの日本一に大いに貢献しました

ただ、今季は右肩の違和感に悩まされ、30試合の登板で0勝2敗、防御率2.57という成績に留まりました

それでも、森原は「どんな場面でも自分にできることを全力でやり、チームの勝利に貢献できるよう努めます」と、意欲的に今後のシーズンに臨む姿勢を示しています

森原選手の残留は、チームにとって良いニュースと言えるでしょう。昨年は特に日本一に貢献した選手なので、ファンとしても期待が高まります。また、新任の監督のもとで新たな挑戦をする姿勢は、今後のチームの成績にも影響を与える可能性があります。
キーワード解説

  • フリーエージェント権とは?選手が他球団と契約する権利を持つ制度。
  • クローザーとは?試合終盤に登板し、リードを守る役割を持つ投手のこと。
  • 防御率とは?投手が与えた自責点を基にした、1試合あたりの平均的な失点を示す指標。

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