中日・柳裕也投手、FA権行使せず残留を表明

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中日ドラゴンズの柳裕也投手(31)は11日、名古屋市のナゴヤ球場での取材に応じ、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、チームに残留することを決定したと発表しました

この決断に至った背景には、「中日でプレーしたい」という強い気持ちがあると語っています

中日の現在の状況

柳投手は自身のチームへの愛着を示しつつ、昨今のチーム成績がBクラスにとどまっていることに触れ、「何とかチームに恩返しができるように力になりたい」との決意を表明しました

Bクラスとは、セリーグやパリーグの中で最下位から数えて3位以内に入れないチームを指します

柳裕也投手の成績

柳投手は明治大学からドラフト1位で2017年に中日に入団し、プロ入り以来数々の実績を残しています

特に、2019年と2021年には自己最多の11勝を挙げるなど、その実力を証明しています

しかし、今季は右肩のコンディション不良による離脱が影響し、14試合に登板して3勝5敗、防御率3.29という成績です

防御率は投手の成績を示す重要な指標で、低いほど優れた成績とされます

柳投手の残留決定は、中日ファンにとって嬉しいニュースです。選手がチームへの愛情を持ち続けることが、より良いパフォーマンスに繋がることが期待されます。今後のシーズンでの活躍に注目です。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?選手が契約満了後、他のチームと自由に契約できる権利を指します。
  • Bクラスとは?プロ野球の順位で、最下位から数えて3位以内に入れないチームを指します。
  • 防御率とは?投手が与えた自責点をイニング数で割った数値で、低いほど良い成績をあらわします。

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