ウエスタン・リーグ2024シーズンの日程発表、阪神のナイター戦が注目を集める

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建設工事が進むゼロカーボンベースボールパーク(SGL)で、ウエスタン・リーグは2024シーズンの公式戦と春季非公式試合の日程を発表しました

公式戦は2024年3月14日に開幕し、各球団は137~145試合を予定しています

阪神タイガースは、新しいファーム施設であるゼロカーボンベースボールパークに広島東洋カープを迎え、3連戦を戦います

同日は、はくふうハヤテ対オリックス、ソフトバンク対中日といった他の試合も予定されています

阪神は本拠地で行う67試合のうち、31試合をナイター形式で開催することを決定しました

これは選手の暑さ対策や観戦環境の改善を考慮した結果で、球団関係者によれば「特に7月から9月半ばまで、極力ナイターで実施できるよう各球団と調整を行いました」と説明しています

また、翌15日にはセ・リーグ公式戦と交流戦の試合開始時間も発表され、昨年12月に行われた日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝では、選手会からの要望を受けて、夏場の屋外球場でのデーゲーム開催について再考されました

結果として、7月と8月のデーゲームは行われなくなりました

なお、2軍公式戦が中止となった場合は再試合は行わず、消化済みの試合の勝率で順位を決定します

また、春季教育リーグは3月1日から12日までの間に計20試合を予定しており、阪神は初日に新球場で広島と2連戦を行い、続けてオリックスとも2連戦を組んでいます

今回のウエスタン・リーグの発表では、特に阪神のナイター戦への取り組みが注目を集めています。選手やファンの健康を最優先に考えた取り組みで、これからの季節に向けての重要な措置といえるでしょう。また、環境に配慮した新しい球場の運営にも期待が高まります。
キーワード解説

  • ゼロカーボンベースボールパークとは?:この施設は、環境に配慮した設計を施した野球場で、年間を通じてゼロカーボンを目指す取り組みが行われている。
  • ナイター戦とは?:昼間の試合ではなく、夜間に照明を使用して行われる野球の試合を指す。選手の疲労を軽減するため、夏に多く行われる。
  • 春季教育リーグとは?:プロ野球の各チームが若手選手を育成するために行う試合で、公式戦とは別に設定される。

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