高橋宏斗 投手、ブルペンでの投球練習を経てWBCメンバー入りをアピール
野球日本代表・侍ジャパンは11日、「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」(15、16日・東京ドーム)に向けた宮崎合宿5日目を迎えた中日・高橋宏斗投手(23)は、ブルペンでの投球練習に臨み、「真っすぐの強さが良くなってきている」と自己評価をし、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)メンバー入りへ向けたアピールを行った
チームは12日に合宿を終了し、東京へ移動する
ブルペンでの投球は、選手が自らの実力を試す場ではなく、成果を発揮する場となっている
高橋は、「(WBCに)選んでもらえるようにアピールするだけ
僕は先発か第2先発かに関わらず、場面を問わず全力でマウンドに上がらなければならない立場」という覚悟を語った
8日に行われたライブBP(ライブ・バッティング・プラクティス)では、打者7人に対して計24球を投じ、2安打、2奪三振の好成績を収めた
この日のブルペンでは主に直球を中心に55球を投じ、「前回より良い調子で投げられた
真っすぐの強さが少しずつ良くなってきている」と手応えを語った
また、捕手の岸田とのコミュニケーションも円滑で、「岸田さんが思っている僕の球筋や打者を抑えるための構えについて話し合った」と明かした
井端監督も高橋の直球の進化に注目しており、一球ごとにタブレット端末でデータを確認
昨年のプレミア12との比較を行い、成長を確認しているという
これにより、高橋はデータを武器に韓国戦に挑む準備を進めている
また、合宿中に開催された投手会では、「仲が深まった」と語る高橋
年齢的には最年少ながらも実績のあるチームメイトから調整方法を聞く機会が多く、弟キャラとして振る舞いつつもWBC本番への強い思いを示している
高橋宏斗投手のブルペンでの練習は、彼がWBCメンバー入りを目指す真剣な姿勢を示しており、自分の投球力を評価するだけでなく、チームメイトとの連携も大切にしていることが伝わります。特に、捕手とのコミュニケーションが円滑に進んでいる点は、試合でのパフォーマンス向上に貢献するでしょう。また、年齢的には若い彼が先輩たちと学び合う姿勢はチーム全体の士気を高める要因ともなりそうです。
キーワード解説
- 侍ジャパンとは? 日本のプロ野球選手たちで構成された野球代表チームで、国際大会で戦う。
- ブルペンとは? 投手が試合前に練習する場所で、投球練習を行う。
- 真っすぐとは? 投手が投げる最も基本的な直球で、ストレートとも呼ばれる。
- ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)とは? 世界中の野球国が参加する国際大会で、国を代表して戦う。
- ライブBPとは? 投手が実際の試合に近い形で投球練習を行うことを指し、打者が実際に打つことで投手の実力を試す。

