ソフトバンク、スタンフォード大のスラッガー・佐々木麟太郎を1位指名し交渉権を獲得

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2025年のプロ野球ドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスが特筆すべき選手、米スタンフォード大学在学中の佐々木麟太郎を1位指名し、交渉権を獲得した

この指名は、花巻東高校で通算140本塁打を記録したスラッガーにとって大きな話題となっている

佐々木選手は、23年ドラフトでも注目されたものの、プロ志望届を提出せずに米国の大学へ進学

来年4月には21歳を迎え、MLBドラフトでも指名の可能性が高い選手である

ソフトバンクの戦略とリスク

今回の指名については「リスクを覚悟の指名」との声も上がる中、特に注目されるのはソフトバンクの「切り札」の存在だ

佐々木選手との契約は、大学リーグ戦が終了する来年5月以降に交渉が可能となり、契約期限は7月末まで

これは、MLBからの指名や、入団拒否のリスクを伴うという賭けである

しかし、野球解説者の武田一浩氏は、ソフトバンクの狙いについて「王貞治会長の意志が強く表れている」と指摘した

王貞治会長と孫正義オーナーの協力

武田氏によれば、佐々木選手が憧れる経営者として孫正義オーナーの名を挙げていることが、交渉時の大きな要素となるという

王会長が直接電話で好感触を伝えたとの情報もあり、この熱意が選手に与えるインパクトは計り知れない

「もし入団しなければバチが当たる」との武田氏の言葉は、ソフトバンク側が彼を必要とする熱意に満ちていることを示している

ソフトバンクがスタンフォード大学の佐々木麟太郎選手を指名したことで、プロ野球の未来に新たな期待が寄せられています。彼の持つポテンシャルは非常に高く、果たしてこの交渉が実を結ぶのか注目です。特に王会長と孫オーナーの協力が、彼に大きな影響を与えることが期待されています。
キーワード解説

  • 交渉権とは? 契約の可能性がある選手を指名する権利のこと。
  • MLBとは? メジャーリーグベースボールの略で、アメリカのプロ野球リーグ。
  • スラッガーとは? ホームランを多く打つ打者のこと。
  • リスクとは? 予測できない危険や損失のこと。

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