DeNA伊藤光と桑原将志が海外FA権を行使、契約交渉がスタート

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横浜DeNAベイスターズの捕手伊藤光選手(36)と外野手桑原将志選手(32)が、11月12日に海外フリーエージェント(FA)権を行使することを正式に発表した

この日、二人は「FA宣言選手」として公示され、これにより13日から契約交渉が可能となった

伊藤光選手のプロキャリアと今季の成績

プロ入り18年目を迎えた伊藤選手は、今シーズンは6試合の出場にとどまったものの、2軍では75試合に出場し、打率3割9厘をマークする活躍を見せた

彼は2014年に平成生まれの捕手として初めてベストナインとゴールデングラブ賞を受賞し、同年には金子千尋投手とのバッテリーが最優秀バッテリー賞にも輝くなど、数々の評価を受けてきた

このシーズンにおける推定年俸は5200万円で、FA移籍に際しては補償が発生しないCランクと見込まれている

桑原将志選手のキャリアと今季のパフォーマンス

桑原選手は、2011年のドラフトで4位指名を受け、DeNAに入団

14年目を迎えた彼は、昨年の日本シリーズでMVPを獲得するなど、チームの成功に大きく寄与した

今シーズンは故障の影響で開幕に出遅れたが、106試合に出場し、打率2割8分4厘、6本塁打、OPS(出塁率と長打率を足した指標)730という好成績を残している

彼の推定年俸は1億2000万円で、FA移籍に伴う金銭または人的補償が必要なBランクと考えられている

FA権行使の意義と今後の展開

FA権は選手が自身の移籍先を選択できる権利を持つものであり、選手にとってキャリアを次のステージに進める大きなチャンスである

伊藤選手と桑原選手の動向は、今後のDeNAにおけるチーム編成や選手の獲得戦略に影響を与える可能性が大きい

伊藤光選手と桑原将志選手のFA権行使は、プロ野球界にとって注目の動きであり、両選手の今後が非常に気になるところです。特に伊藤選手はシーズン後半の不振が言われている中でも2軍での成績を残しており、その価値を再評価される可能性があります。桑原選手も、他チームの興味を引く存在であり、今後の契約交渉には多大な注目が集まるでしょう。
キーワード解説

  • 海外FA権とは?プロ野球選手がチームを移籍する際に、自らの意志で新しいチームと契約を結ぶことができる制度のことです。
  • OPSとは?出塁率と長打率を足した指標で、選手の打撃力を総合的に評価するために用いられます。
  • ゴールデングラブ賞とは?守備が特に優れている選手に贈られる賞で、その年の各ポジション別に最も優秀な選手が受賞します。
  • ベストナインとは?各ポジションで最も活躍した選手に贈られる賞で、選手の実力を認める重要な指標となります。

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