巨人・高橋礼投手がトライアウトで奮闘、現役続行への強い意欲を示す

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<トライアウト>◇12日◇マツダスタジアム 読売ジャイアンツの高橋礼投手(30)は、トライアウトでの投球を無失点で終え、来季の挑戦に向けた希望を抱いた

高橋選手は、打者3人に8球を投じ、1安打を許したものの、続く打者を効率的に抑える場面を見せた

投球内容の詳細

高橋選手の初打者、広島の松山選手にはカウント3-0から129キロの直球を中前に運ばれた

しかし続くDeNAの鈴木選手との対戦では、三塁ゴロの併殺を奪い、次の打者を108キロの変化球で左飛に打ち取った

このように安定した投球を披露し、「いきなり3ボールにしてしまって、自分の悪いところかな

でも腕をしっかり振って投げられた

自分らしくゴロも打たせた

良かったと思います」と振り返った

背景と今後の展望

高橋選手は、2023年11月にアダム・ウォーカー外野手とのトレードでソフトバンクから巨人に加入

昨シーズンは開幕時にローテーション入りを果たしたものの、1軍での登板はわずか11試合(2勝2敗、防御率3.66)にとどまった

今年度は1軍登板がないまま戦力外となったが、トライアウトでは「来年もNPBの舞台でやりたい気持ちは強い」と現役続行への強い意欲を示した

選手経歴

高橋選手は1995年11月2日、千葉県松戸市に生まれ、専大松戸高校から専修大学を経て、2017年のドラフト2位でソフトバンクに入団

その後、2年目に新人王に輝き、侍ジャパンのメンバーにも選出された実績を持つ

プロ通算では118試合に登板し、19勝14敗、防御率3.89という成績を残している

ファンへの感謝の気持ち
高橋選手はトライアウトに臨む際、「ファンの方もたくさん来てくれている

声援が今日も力になっていいピッチングができたのかなと思っています」と感謝の気持ちを表明した

これは選手がファンに支えられていることを実感している証と言えるだろう

高橋礼投手のトライアウトにおける奮闘は、彼の今後の選手生活に大きな影響を与えるでしょう。自身の実力を示す絶好の機会となり、ファンからのサポートを力にしている姿はとても印象的です。これを機に、再び球界での活躍を期待したいですね。
キーワード解説

  • トライアウトとは?プロ野球選手が契約を希望するチームにアピールするための機会のことを指します。
  • アンダースローとは?投手が腕を下げた状態からボールを投げる投球フォームのことです。
  • 新人王とは?プロ野球においてその年の最も優れた新人選手に贈られる称号を指します。

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