元中日・又吉克樹投手がトライアウトに参加し新たな挑戦へ

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◇12日 エイブル トライアウト 2025~挑め、その先へ~(マツダスタジアム) 元中日でソフトバンクを戦力外となった又吉克樹投手がトライアウトに参加しました

このトライアウトでは、又吉は打者3人と対戦し、その中でサポート選手として参加していた社会人チーム・伯和ビクトリーズの選手を三者連続三振に仕留め、中村健人外野手には死球を与えました

最後には、西武を戦力外となった松原聖弥外野手を二ゴロに抑え、強い球威を見せました

又吉は、中村選手にフルカウントの場面から内角シュートを投じ、これが死球となったことを振り返り、「あれを甘く入って打たれるぐらいだったらやってきた野球を表現できてよかった」と述べました

彼の発言からは、選球眼を大切にする姿勢が伺えます

又吉投手は中日から2021年オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使しソフトバンクに移籍しましたが、昨季は40試合に登板したものの今季は一軍登板がありませんでした

これまでのキャリアを振り返ると、通算503試合に登板し、47勝32敗、11セーブ、173ホールド、防御率2.84といった好成績を残しています

現在35歳の右腕は「海外に行っても良い

どこに行っても野球のレベルアップはできる

しつこく現役にしがみつきたい」と力強く語っており、自らの成長を信じてしっかりとトレーニングを続ける決意を示しました

又吉克樹投手がトライアウトに参加したことは、彼のキャリアの次のステップを示す重要な出来事です。特に、彼の強気な投球スタイルと成長への意欲は、多くのファンや若手選手にとって刺激となるでしょう。また、35歳という年齢にもかかわらず、現役を続ける強い思いは、プロ野球の厳しさを感じさせます。
キーワード解説

  • トライアウトとは?トライアウトは、プロ野球選手がチームに所属する際の選考試験のことを指します。この試験に合格すれば新たなチームに入ることができる可能性があります。
  • フリーエージェント(FA)権とは?FA権は、選手が契約期間を終えた後、他のチームと自由に契約できる権利のことです。これによって選手は移籍の自由を得ることができます。
  • ホールドとは?ホールドは、試合でリードを保ちながら登板した投手に与えられる記録で、救援投手にとって重要な成績です。

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