DeNA伊藤光捕手が海外FA権を行使し新たな挑戦へ
2025年11月12日、横浜DeNAベイスターズの伊藤光捕手(36)が、海外フリーエージェント(FA)権を行使したことが日本野球機構(NPB)から公表されましたこれにより、伊藤は13日から契約交渉を開始できることになります
伊藤選手は自身のコメントを通じて、「野球を楽しむことを教えてくれたチームメート、そして温かい声援を送ってくださったファンの皆様に心から感謝しています」と述べ、これまでのサポートに対する感謝の意を表しました
さらに、「球団からも温かいお言葉やオファーをいただきましたが、他球団からの評価を聞けるのであればこのタイミングかと思い、FA権を行使いたしました
本当に悩みましたが、今後の野球人生に生かしたいと思い、決断させていただきました」と続け、悩んだ末の決断であることを明言しました
プロ18年目を迎えた伊藤選手は、今季は6試合の出場にとどまりましたが、2軍での出場は75試合に及び、打率は3割9厘を記録しました
また、2014年には平成生まれの捕手として初めて、ベストナインやゴールデングラブ賞を獲得し、名捕手としての地位を確立しました
今季の推定年俸は5200万円で、FA移籍の際には補償が発生しないCランクと見られています
この新たな一歩が彼の今後のキャリアにどのような影響を与えるのか、ファンの関心が高まります
伊藤選手のFA権行使は、プロ野球界の動向に大きな影響を与える可能性があります。彼の決断は、選手自身のキャリアだけでなく、チームの戦力の形成にも関わる重要な選択であり、今後の進展に注目です。
キーワード解説
- 海外FA権とは?プロ野球選手が所属しているチームを離れて他のチームと契約できる権利のことです。
- Cランクとは?FA選手が移籍する際に、補償が発生しないランクを指し、移籍が容易になります。
- ゴールデングラブとは?守備が特に優れた選手に与えられる賞で、素晴らしいプレーを称えるものです。

