FA権とは、選手が所属するチームから離れ、他のチームと契約することができる権利を指す
また、FAの権利を行使することで、より良い契約を求めたり、移籍を検討することが可能となる
桑原選手のキャリアの振り返り
桑原選手は2011年のドラフトで4位指名を受け、福知山成美高から横浜DeNAに入団した彼はプロ入りしてから着実に成績を残し、2016年には133試合に出場、打率.284、49打点、11本塁打を記録して大ブレイクを果たした
この年は規定打席にも初めて到達しており、自身の成長を証明する重要な年となった
成績の浮き沈みと復活
2017年には全試合に出場し、打率.269、13本塁打、52打点という成績を記録したしかし、2019年と2020年は不振に陥り出場機会が減少したものの、2021年には再びレギュラーの座を奪還し、打率.310という好成績を見せた
特に、昨年は故障からの復帰後、日本シリーズでの全試合出場を果たし、打率.444、1本塁打、9打点という成績で球団の日本一に大いに貢献し、日本シリーズMVPにも輝いた
今季の活躍と去就の見通し
今季も桑原選手は106試合に出場し、打率.284を記録するなど、トータルで上位打線での存在感を示してチームのAクラス入りに貢献した彼自身も「まずは私をプロ野球選手として育ててくださった横浜DeNAベイスターズに心より感謝申し上げます
この度、一人の選手として、自身の野球人生と真剣に向き合い、熟考を重ねた結果、フリーエージェントの権利を行使することを決断いたしました」とコメントしている
球団との交渉の行方
横浜DeNAベイスターズは、桑原選手の残留交渉を続けており、この後の去就が注目される彼の果たした貢献を考えると、球団も最大限の努力をして残留を希望していると考えられる
桑原選手のFA権行使は、選手にとって重要な決断である。彼の活躍とチームへの貢献を考えると、横浜DeNAとしても残留を望む声が大きいだろう。今後の交渉の行方に注目したい。
キーワード解説
- フリーエージェント(FA)とは?
- 規定打席とは?
- 日本シリーズMVPとは?
- 打率とは?
- 打点とは?

