日本ハムの伊藤大海、パ・リーグでゴールデン・グラブ賞初受賞

日本ハムのエースである伊藤大海投手（28）が、12日に発表された三井ゴールデン・グラブ賞において、パ・リーグ投手部門で初めての受賞を果たした

この賞は、守備の優れた選手を表彰するもので、伊藤選手はその受賞を通じて、球団の歴史に名を刻むこととなった

日本ハムの投手がこの賞を受賞するのは、2007年と2008年に連続受賞したダルビッシュ有選手以来、実に17年ぶりのことである

伊藤選手は自身の受賞について、「この賞をいただけるとは思っていませんでしたので、大変うれしく思います

これまで名だたる先輩方が手にされてきた光栄な賞ですので、この名に恥じない活躍を続けられるよう、練習に励んでまいります」とコメントした

この言葉には、彼が持つ謙虚さとさらなる向上心が表れている

受賞の背景と選考基準

ゴールデン・グラブ賞は、守備の能力を重視して選考されるため、投手の成績とは直接関係がない

受賞対象者は、規定投球回（143回）に達しているか、チーム試合数の1/3にあたる47試合以上に登板している投手に限られる

今季の伊藤選手は、2失策を記録しながらも、補殺がリーグ最多の28を数え、フィールディング面で高く評価された

伊藤選手の成績

項目	成績
失策	2
補殺	28
刺殺	14（2位タイ）

伊藤選手はプロ5年目の今季において、最多勝、最多奪三振、そして最優秀バッテリー賞を受賞するなど多くのタイトルを獲得しており、遂にこの日のゴールデン・グラブ賞で“5冠”を達成した

これにより、彼の総合的な投手としての力がNPBトップクラスであることが証明された

【取材・執筆：木下大輔】今回の伊藤選手の受賞は、守備の能力が強調されたものであり、他の選手との違いを見せつける良い機会になった。また、個人的にも良い刺激となり、さらなる活躍を期待したい。

キーワード解説

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