巨人、秋季キャンプを総括|阿部監督が選手を激励し春季キャンプに向けた準備を強調

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 巨人が13日、東京都稲城市のジャイアンツタウンスタジアムを拠点に行った秋季キャンプを無事終了した

このキャンプは10月29日から始まり、全16日間にわたって実施され、選手たちは練習後に全員で一本締めを行い、士気を高めた

阿部慎之助監督は、「大きな怪我人も出なくて、みんな最後まで歯を食いしばって頑張ってもらえた」と選手たちをねぎらった

 この秋季キャンプでは、3日間の休日を含め、ほぼ毎日7~8時間のトレーニングが行われた

特に投手陣には、ブルペンで1日あたり200~300球の投げ込みを課し、打者も「足腰が立たなくなるほど」のロングティーを行うなど、徹底した基礎練習が行われた

これにより選手たちの「質より量」のトレーニングが実現した

 今季のシーズンで明らかになった弱点である走塁や小技を絡めた得点パターンに対しても、スコアラーやデータ班の分析を踏まえた反復練習に重きを置いた

阿部監督自身も、打撃投手を務めたり、バットを振って手本を示したりするなど、選手たちと一緒に汗を流した

 今回の秋季キャンプは、来春に控えた春季キャンプに向けた「模擬試験」と位置づけられており、阿部監督は「来年はこの秋のメニューはマストで、それプラスだと思ってくれ」と強調

オフシーズンにおいても自主努力を求め、「みんな目をギラギラ輝かせて来てほしい」と期待を寄せた

今回の秋季キャンプでは、選手たちが集中的にトレーニングを行う姿が印象的でした。監督自らが打撃投手を務めるなど、親身な指導が選手たちの意欲を引き出しているように感じました。また、来年の春季キャンプに向けた準備を強調することで、選手たちがオフシーズンも自主的に取り組む意欲が高まることでしょう。
キーワード解説

  • キャンプとは? 日々の練習を集中的に行うことで、選手の技術や体力を向上させるための期間のこと。
  • ブルペンとは? 投手が実際の試合とは別に投球練習を行う場所のことで、練習の効果を高めるための重要な要素。
  • ロングティーとは? 打者がボールを遠くに飛ばす練習をすること。しっかりしたスイングを身につけるために用いられる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。