この日は、11日に合流したばかりの新任投手コーチ、高山郁夫(63)から「フォームのバランス」に関するアドバイスを受けており、身体の動きの上下や左右を意識してフォームを見直しています
根尾は自身のフォームについて、「もうちょっとこういうふうになれたらいいなという思いがあります
全体の流れを意識しているので、具体的に言葉で表すのは難しいですが、実際に体現していくことで感覚が良くなってきたら、自分でも説明できると思います」とコメントしました
12日にも高山コーチから直接指導を受けたという根尾は、「まだ取り組み始めて2、3日ですが、続けていく中で良いものが見えてきそうな感覚があります」と手応えを感じている様子です
7年目の今季、根尾は背番号を7から30に変更し、中継ぎとしてのプレーに専念していましたが、1軍での登板はわずか4試合、成績は0勝0敗、防御率7.94という結果に終わりました
来季へ向けて強い気持ちで1軍定着を目指し、貪欲に取り組む意欲を見せています
根尾昂投手が秋季キャンプで新任の高山投手コーチから指導を受ける姿は、選手の成長に向けた真剣さを感じさせました。特に、フォームのバランスを意識した練習は、プロ野球選手にとって非常に重要です。今季の成績が厳しかった彼が来季に向けてどのような成長を遂げるのか、注目が集まります。
キーワード解説
- ブルペン投球とは?:ブルペン投球は、選手が試合の前に行う投球練習のことを指し、特にリリーフピッチャーが試合開始前にウォーミングアップとして行います。
- フォームのバランスとは?:投手のフォームのバランスは、投球時の身体の動きが左右対称であることや、体重移動がスムーズに行える状態を指します。これにより、ボールの質や制球力が向上します。
- 防御率とは?:防御率は、ピッチャーが登板した試合で与えたearned run(自責点)の数を、投球回数で割って計算される数字です。この数字が低いほど、投手の活躍を示します。

