広島・坂倉将吾選手、秋季キャンプで打撃改良を模索

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広島東洋カープの坂倉将吾捕手(27)が、秋季キャンプで新たな打撃に取り組んでいることを明らかにした

この一人語り『野球は楽しく』の第4回目では、自身の打撃スタイルを見直し、「体の回転で打つ」という新たな感覚を掴もうとしている

坂倉選手は今シーズンの打撃を振り返り、改良に着手した経緯を語った

新たな打撃スタイルへの挑戦

坂倉選手は秋季キャンプ初日に、自らの打撃を変える意気込みを示した

具体的には、構えからスイングに移る際の力の使い方を改善し、無駄な力みをなくすために取り組んでいるという

「回転」で打つという感覚を体に染みこませ、ボールの流れに身を委ねることを意識している

手と体の使い方

「体が回転している中でボールが自然と入ってくる」と坂倉選手は表現し、スイングを追いかけるのではなく、自分のスイングの軌道にボールが来るようにすることが目標だと語った

手でバットを振るのではなく、体を使ってバットを振ることの重要性を認識している

過去の経験からの学び

これまで坂倉選手は脇腹のケガから「回転」を意識した打撃を避けていたが、ケガを経験したことが彼の打撃観に影響を与えた

「小手先だけでは打てない」と感じ、全身を使った打撃の重要性に気づいたとのこと

彼は今季の結果に不満を抱いており、変革の必要性を痛感している

新たな目標と展望
坂倉選手はプロ10年目のシーズンを前に、打撃目標として「3割20本塁打」を掲げている

彼はキャンプに参加する若手選手たちへの影響を意識しつつ、自分自身の取り組みに力を入れる決意を固めている

秋季キャンプでの活躍も目を引く

紅白戦では3打数1安打、侍ジャパンとの練習試合では3打数2安打3打点を記録するなど、その存在感を発揮した

坂倉選手は、自らの取り組みを通じて自身の成長につなげるつもりでいる

坂倉選手の秋季キャンプでの取り組みは、選手としての成長を促す重要な要素である。新たな打撃スタイルへの挑戦は、彼自身の技術向上だけでなく、広島東洋カープ全体に良い影響を与える可能性が高い。特に、自己評価をしっかり行っている姿勢は他の選手にとっても模範となるだろう。
キーワード解説

  • 打撃とは?野球において、バッターが投手の投げたボールを打つ技術や行為を指します。
  • 回転とは?ボディが地面に対して回る動作で、バッターが力を効率的に使うためには体を回転させることが重要です。
  • 無駄な力みとは?力を必要以上に入れてしまうことで、フォームが崩れたり、スイングの精度が低下することを示します。

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