ヤクルト・池山監督、愛媛秋季キャンプでファンサービスに満ちた打撃練習を展開

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ヤクルト・池山監督、ファンサービス満載の打撃練習で選手を盛り上げる

秋季キャンプの真っ只中、東京ヤクルトスワローズの池山隆寛監督(59)がユニークな方法で選手たちの士気を高めた

13日、松山市の坊っちゃんスタジアムで行われた秋季キャンプの第3クールが終了し、池山監督は打撃練習中にアナウンス室から選手を紹介

まるでDJのように、選手のあだ名やエピソードを紹介し、場内の雰囲気を一変させた

このパフォーマンスは、監督自身が「ある人からヒントをもらって」と思いついたもので、選手たちには直接に聞こえていなかったが、「ファンサービス」を意識したものであった

池山監督は「寒い中で練習を見ているファンのために、少しでも選手に注目してもらえたら」と語り、ファンを大切にする姿勢を示した

フリー打撃が行われている中、池山監督は「伊藤琉偉は『コロンビア』と呼ばれる理由は?」や「武岡龍世のお父さんは『武岡ファーム』のオーナー」といった軽妙なトークで観客や選手たちを笑いの渦に巻き込んだ

この日の最高気温は17度だったが、選手たちの練習は明るい雰囲気の中で進行した

監督は秋季キャンプにおいて「対話」「元気」「笑顔」の3つのテーマを掲げており、この日のパフォーマンスはその実践の一環となった

打撃練習が終わる頃、池山監督は「DJは私、監督・池山隆寛でした」とのあいさつで締めくくり、選手たちも笑顔を見せた

選手たちもその反応を示し、武岡選手は「ナイスDJでした」と監督に感謝の意を表した

「明るい雰囲気で練習ができました

コミュニケーションを多くとっていただけてありがたい」と振り返る一方、伊藤選手は「監督にも『コロンビア』って呼ばれる」と笑いを交えて明かした

池山監督は「ファンの力は大きいし、大切にしていきたい」として、リーグ最下位からの巻き返しに向け、明るく、元気に選手を鍛える意向を表明した

池山監督が行ったユニークな打撃練習のアナウンスは、選手たちの士気を高め、ファンとのつながりを感じさせるものでした。監督が掲げた「対話」「元気」「笑顔」のテーマが見事に実践され、選手たちもその明るい雰囲気を楽しんでいるようです。今後のリーグ戦に向け、こうした重視がチームにどのような影響を与えるのか、注目されます。
キーワード解説

  • ファンサービスとは?:ファンサービスとは、スポーツ選手やチームがファンや観客に対して提供するサービスやイベントのことで、ファンを喜ばせるための取り組みを指します。
  • 秋季キャンプとは?:秋季キャンプとは、プロ野球チームがオフシーズン前に行う特訓のことで、新人選手や若手選手に練習の場を提供し、実力向上を図ることが目的とされています。
  • フリー打撃とは?:フリー打撃とは、投手が投げたボールを選手が自由に打つ練習のことです。選手は自分のタイミングで打球を飛ばすことで、打撃技術やパワーを向上させます。

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