特に小川龍成選手は、その活躍が注目されている
小川龍成の守備力
小川選手はショートとセカンドを主な守備ポジションとしており、今季はショートで48試合、セカンドで40試合に出場ゴールデン・グラブ賞の選考基準の一つには、「チーム試合数の1/2以上を1つのポジションで守ること」が求められるため、両ポジションでの出場試合数が基準に満たなかった
ただし、彼は後半戦において41試合連続無失策を達成し、その守備力を証明した
守備の改善と意識の変化
小川選手は「前半戦は簡単なミスが多かったが、後半戦では修正が効いている」と話し、技術的な向上が無失策に繋がったと自己分析を行ったこの自己評価は、今後のプレーに対する自信を示している
友杉篤輝の奮闘
ショートを守る友杉選手も注目される選手だ彼は開幕から36試合連続無失策を達成したものの、6月10日の試合で初めての失策を記録
その後は失策が続いたが、シーズン終盤には32試合連続無失策に戻すなど、安定した守備力を発揮した
友杉選手は「失策を気にせずプレーすることで成績が改善した」と振り返り、今後も失策を減らす努力を継続する意向を示している
補殺部門トップの西川史礁
外野手の西川選手は、今季パ・リーグの補殺部門でリーグトップの成績を残し、頼れる守備者としてチームを支えた彼は「外野の守備ではカバーリングを特に大切にしている」と述べ、カバーリングとは外野手が他の選手のミスを補完するための守備行動を指し、チーム全体の守備力を高める役割を果たしている
未来に期待がかかる選手たち
他にも、安田尚憲選手はリーグトップクラスのサード守備に成長し、レギュラーを掴めばゴールデン・グラブ賞の候補に浮上する可能性があるマリーンズの選手たちが来年に向けてさらなる成長を遂げ、多くの選手がこの名誉ある賞を手にすることが期待される
今季、ロッテはゴールデン・グラブ賞受賞には至らなかったが、その中でも小川選手や友杉選手、西川選手など、守備力が際立っており、来年に向けての期待は大きい。特に彼らが見せた後半戦の守備は、チームの守備力向上に大きく寄与していると感じる。
キーワード解説
- ゴールデン・グラブ賞とは?プロ野球における守備力の優れた選手に贈られる賞で、選手の守備の技術が評価されます。
- 無失策とは?守備の試合でエラーやミスを一切しないことを指し、選手の守備力の高さを示します。
- 補殺とは?外野手が走者をアウトにするためのプレーのことで、相手チームの得点を防ぐ重要な役割です。
- カバーリングとは?守備の際に、他の選手のミスをカバーするための行動を指し、チーム全体の守備力を向上させます。

