巨人、北浦と板東を獲得し新シーズンへの期待感高まる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

巨人、北浦竜次と板東湧梧を獲得 新たなシーズンに向けて期待の補強

東京・大手町の球団事務所で行われた入団会見において、読売ジャイアンツは11月14日、北海道日本ハムファイターズから自由契約となった北浦竜次投手を支配下契約、福岡ソフトバンクホークスから戦力外通告を受けた板東湧梧投手を育成契約で獲得したことを発表した

両選手の推定年俸はともに1300万円となっている

北浦は181センチ、103キロの大型左腕であり、昨年度までは日本ハムに所属していた

彼は「ありがたい話をいただいたので、来年は死に物狂いでやっていきたい

とにかくチームの力になりたい」という強い意志を示し、ジャイアンツへの入団を喜んだ

強豪チームである巨人に対する憧れも語り、「早く野球がしたい」と意気込んでいる

一方、板東は過去にウエスタン・リーグで最優秀防御率を獲得した経験を持つ投手で、今回の契約にあたり「野球人生が終わったようなものだと思っているので、ラストチャンスをいただいた」と述べた

彼は「一日でも早く支配下登録されるために頑張る」と強い決意を持っており、久保康生巡回投手コーチとの再タッグにも期待が寄せられている

両選手の加入は、来シーズンのタイトル奪回を目指す巨人にとって重要な補強とされており、特に先発ローテーションの整備が期待されている

現状では、今季の勝利数が均等に分散してしまったため、先発投手の確保が急務とされている

選手のプロフィール

選手名 生年月日 出身 身長/体重 通算成績
北浦 竜次 2000年1月12日 栃木県那須塩原市 184cm / 103kg 通算48登板 3勝3敗1セーブ 防御率4.53
板東 湧梧 1995年12月27日 徳島県 182cm / 78kg 通算114登板 10勝11敗1セーブ 防御率2.91
北浦選手と板東選手の加入は、巨人が大きな戦力補強を狙っていることを示しており、新シーズンへ向けての期待感が高まります。特に先発ローテーションの整備が課題である中で、経験豊富な投手がチームに加わることは大きなプラス要素です。両選手が来季、どのように成長し、成果を出すのか注目されます。
キーワード解説

  • 支配下契約とは?:プロ野球において、選手が球団と正式に契約を結び、1軍での試合に出場できる権利を持つことを指します。
  • 育成契約とは?:プロ野球の選手契約の一種で、育成選手として球団に所属し、将来的な1軍昇格を目指す契約です。ただし、1軍の枠には含まれません。
  • 防御率とは?:投手が投げたイニングに対して、どれだけの自責点を許したかを示す指標で、数字が低いほど優れた投手とされます。
  • 先発ローテーションとは?:野球において、先発投手が複数名いる場合に、各試合で誰が先発するのかを順番に組んだものです。チームの試合運びに重要な役割を果たします。

SNSでもご購読できます。