北浦竜次と板東湧梧、巨人に入団 新たな挑戦を誓う

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日本ハムから戦力外となった北浦竜次投手(25)とソフトバンクから戦力外の板東湧梧投手(29)が、14日、東京・大手町の球団事務所で読売ジャイアンツへの入団会見を行いました

北浦は背番号「56」、板東は育成契約を結び、背番号「050」となりました

彼らの年俸はともに推定1300万円です

板東湧梧の実績と意気込み

板東選手は、19試合の先発を含む通算114試合に登板した経験を持ちます

彼は2019年のドラフトで4位指名を受けてソフトバンクに入団し、特に2021年には中継ぎとして自己最多の44試合に登板し、16ホールド、防御率2.52を記録しました

2022年と2023年には先発としても活躍し、23年には自己最多の5勝を挙げています

祖父の影響で巨人ファンであった彼は、早期の支配下登録を目指し、「一回野球人生が終わっているようなもの

とにかく野球を楽しみたい」と意気込んでいます

北浦竜次の新たなスタート

一方、北浦投手は184センチ、103キロの体格を持つ左腕で、2018年のドラフトで5位指名を受け日本ハムに入団しました

彼は通算48試合に登板した経験がありますが、今季は育成選手として1軍登板がありませんでした

最速152キロの速球を誇る彼は、巨人からの背番号2桁のオファーを受け、「ありがたい話をいただいた」と感謝の意を表しました

「チームの力になれるように

自分自身は中継ぎでやっていきたいが、任された仕事をやっていきたい」と語り、自らの役割を全うする姿勢を見せています

同期田中瑛との意気込み

今オフ、現役ドラフトで日本ハムから巨人入りした同学年の田中瑛選手に触れ、「環境が変われば結果も出るのかな、と思いました

同級生なので負けていられない」と競争心を燃やしました

会見では、巨人の水野雄仁編成本部長も北浦を「左で力のあるストレートを投げるピッチャー」と称賛し、田中選手との切磋琢磨を期待しています

今回の入団発表で、北浦投手と板東投手が新たな挑戦を始めることが強調されました。両者はそれぞれ異なる経歴を持ちますが、巨人での活躍を目指し、気持ちを新たにしています。特に板東選手の意気込みが伝わる発言は、多くのファンにとって希望の光となるでしょう。
キーワード解説

  • 育成選手とは? 育成選手は、チームに所属しながら試合に出場する機会が少ない選手のことを指します。試合の経験を積むことで、将来の活躍が期待されます。
  • ホールドとは? ホールドは、リリーフ投手が試合を有利な状況で保持したまま相手を抑えた場合に記録される成績で、試合の重要な局面において力を発揮することが求められます。
  • 防御率とは? 投手がどれだけ良い成績を残しているかを示す指標で、与えた自責点をイニング数で割ったもの。防御率が低いほど、投手のパフォーマンスが良いとされます。

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