阪神・島本浩也、心の強さを武器に新シーズンへ挑む

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阪神・島本浩也、心で感じる投球哲学で新たな挑戦へ

プロ野球阪神タイガースの投手、島本浩也選手(1メートル76センチ、73キロ)は、身体的には小柄な部類に入る選手ですが、彼の投球に対する「心の強さ」は彼の特徴となっています

しっかりとしたフィジカルが不足している分、精神的な強さで乗り越えてきた島本選手は、過去の苦労を糧に、今後のシーズンへの意気込みを新たにしています

19年シーズンには自己最多となる63試合に登板しており、その後に耳にした言葉が彼を今に至る道しるべとなったと言います

「次投げたら肘壊れるって場面が3回ありました」と語る彼は、キャッチボール中にも痛みを感じていたものの、「ここで投げなかったら次はないと思って投げていました」と、プロとしての意地を見せました

島本選手は、10年のドラフトで育成選手として入団し、初年度からアピールを続けました

彼は14年に支配下選手として登録されたものの、20年には左肘のトミージョン手術を受けることとなり、再び育成選手としての道を歩むことになりましたが、その後も不屈の精神を持ち続け、復活を果たしました

彼の精神力は、元監督の岡田彰布氏によっても評価されており、「ここ(ハート)が違うやんか」と称賛されたこともあります

リーグ優勝を果たした23年には、特にピンチの場面で彼の登板が多く見られたのも、精神的な強さが理由とされています

私生活では、18年に結婚した妻と2人の娘を大切にしている彼は、愛犬家でもあります

ティーカッププードルのティーちゃんとの散歩が、彼にとってのリラックス法だそうです

新たなシーズンを迎えるにあたって、彼の強い気持ちが投球に表れることでしょう

北の大地を熱くする彼の姿を期待しています

阪神の島本浩也選手は、フィジカルの弱さを精神的な強さでカバーしています。ケガを乗り越え、困難な状況でも投げ続ける彼の姿勢は多くのファンに感動を与えることでしょう。私生活でも愛する家族や犬との時間を大切にしており、彼の人柄がファンにも支持されています。
キーワード解説

  • 肘(ひじ)とは?:肘とは、上腕と前腕の間にある関節のことを指し、腕を曲げるのに重要な役割を果たしています。
  • トミージョン手術とは?:トミージョン手術は、肘の内側の靭帯を再建する手術で、主に野球選手などの投手に多く行われる手術です。
  • 支配下登録とは?:プロ野球選手がチームに正式に契約され、戦力として登録されることを指します。

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