立命大はこの勝利により、次のステージへ大きな一歩を踏み出しました
東農大北海道オホーツクの挑戦
この試合で東農大北海道オホーツクは、阪神育成ドラフト1位の神宮僚介投手(4年・桐生第一)の力を借りての挑戦となりましたが、初回からの立ち上がりが不安定でした特に中盤では6回に3失点を喫し、試合の流れを掴むことができませんでした
しかし、試合後のインタビューで神宮投手は「負けたことはしっかり受け止めて、次のステージで活躍できるように、もっと強くなっていきたい」と述べ、前向きな姿勢を見せました
神宮投手のパフォーマンス
神宮投手は右サイドスローからのツーシームを武器に、右打者の内角を攻撃しました「そこは自分の一番の武器」と話す彼は、外に逃げるスライダーも駆使し、試合で右打者を9打数1安打に抑える素晴らしいパフォーマンスを見せました
しかし、育成選手である彼にはまだ経験不足の部分があり、阪神の育成方針についても未知数な部分が多いとされています
監督の期待と次のステップ
阪神の藤川監督は、神宮投手の台頭を期待しており、右のリリーフ争いにおいて重要なピースとなる可能性があることを示唆しました担当の阪神・葛西スカウトも「二回から五回はリズム、制球と良さが出た」と評価し、支配下登録、さらには1軍の舞台を目指す神宮投手には大きなチャンスが待っています
彼は「まだまだ未熟なので、より一層自分に厳しくやっていきたい」と力強く意気込みを語っています
神宮僚介選手について
- 生年月日
- 2003年5月27日
- 年齢
- 22歳
- 出身地
- 群馬県吉岡町
- 体格
- 178センチ、81キロ
- 投打
- 右投げ右打ち
- 経歴
- 小学3年時から野球を始め、吉岡中では軟式野球にプレーし、桐生第一高校では2年秋からベンチ入り
東農大北海道オホーツクでは大学1年秋にリーグ戦デビューしました
また、昨年7月には右肘のトミー・ジョン手術を受け、今秋に復活し、最高殊勲選手賞を獲得しました
キーワード解説
- ドラフトとは? → ドラフトとは、プロスポーツ選手をチームが選ぶための制度で、選手が未契約の状態でチームに加入するための方法です。
- ツーシームとは? → ツーシームとは、投手が投げるボールの一種で、速球の一つ。回転が少ないため、打者にとって直球として捉えやすく、実際には打者にバットを振らせにくい球種です。
- サイドスローとは? → サイドスローとは、投手が横から腕を振って投げるフォームの一つで、ボールの軌道が独特で、打者にとってタイミングを取りづらくなります。

