仏教大・赤木晴哉が快投、明治神宮野球大会でコールド勝ちを収める

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明治神宮野球大会の大学の部、1回戦が14日、神宮球場で行われ、佛教大学が日本文理大学に八対零のコールド勝ちを収めた

この試合に先発したのは、広島からドラフト5位指名を受けた赤木晴哉(4年・天理)

彼は6回を投げ、3安打無失点という圧巻の投球を披露し、チームを勝利に導いた

158cmの長身を持つ赤木は、その身長を活かした高いリリースポイントから投げる直球が特徴で、最速で149キロを記録した

この日の投球内容について、「真っすぐが球速帯的に本調子ではなかった」と振り返りながらも、巧みなゲームメーク能力を発揮

特に、四回以降は走者を出さず、安定した投球を続けた

試合を振り返った赤木は「緩い球を使って真っすぐを速く見せることができた」と語り、自己の状態を見極めた上での多彩な変化球を取り入れた投球を心掛けたことを明らかにした

また、赤木は「プロに行く」と周囲に宣言し、自らにプレッシャーをかけてきた

その結果、ドラフト指名を受け、次なるステップへ向かう意気込みを新たにした

試合後のインタビューで、「次戦の相手は大学連覇を狙う青学大

自分が通用するのか楽しみですし、チームが勝てるように頑張りたい」と力強く意気込みを述べた

赤木晴哉は、時折見せる明るい笑顔で今後の戦いに自信を見せており、その成長する姿が今後のプロ野球における活躍を期待させる

赤木晴哉選手の試合でのパフォーマンスは、彼がプロ入りを果たした後の期待感を大いに高めるものでした。特に、高いリリースポイントからの投球は、彼自身の大きな強みであり、これからの大会でも同じように活躍することが期待されます。次戦の青学大との対戦は、彼にとってもプロ進出に向けた重要な試金石となることでしょう。
キーワード解説

  • コールド勝ちとは?試合が規定の差で早期に終わる勝利のことを指します。
  • ドラフト指名とは?プロ野球チームが選手を選ぶための制度で、各チームが未来の選手を指名することです。
  • リリースポイントとは?投球時にボールを放す位置のことを指し、高い位置からの投球は打者にとって球の見え方が変わります。
  • ゲームメーク能力とは?試合の流れを考えた投球やプレーを行う能力、相手にどう立ち向かうかを戦略に基づいて考えることです。

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