阪神・栄枝裕貴捕手、契約更改と新たな決意:復帰目指しリハビリ中

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2025年11月15日、阪神タイガースは兵庫県西宮市に位置する球団事務所にて契約更改交渉を行い、捕手の栄枝裕貴(27)が220万円の増額となる1000万円で新たな契約にサインしました

栄枝選手は、今シーズンの1軍帯同がこれまでで最も長かったものの、そのパフォーマンスには満足できていないとのことです

5年目を迎えた今季、栄枝選手は8試合に出場

打率は222で、9打数2安打、そして1打点を記録しました

地元高知出身の藤川監督からの期待を受け、彼は1軍に長く帯同して多くの経験を積んだものの、自身の成績には不安を感じているようです

「(1軍に)いるだけじゃダメだな」と栄枝選手は語り、さらなる技術向上に向けて強い意志を示しました

契約交渉の場では、球団から「早く頭角を現せ」とプレッシャーをかけられたとのことで、栄枝選手も自らの成長に向けて奮闘する覚悟を口にしました

さらに、10月に受けた「右尺骨骨折観血的手術」の影響で現在リハビリを行っており、その復帰を目指しています

一方、阪神球団においては、14日に日本ハムから伏見寅威捕手(35)がトレードで加入したことが発表され、捕手ポジションの競争が更に激しくなることが予想されます

栄枝選手は「(伏見選手は)すごく経験豊富な方だと思うので、吸収して、聞けることは聞いて自分のものにして、負けないようにやっていきたい」と語り、競争心を燃やす姿勢を見せました

栄枝裕貴選手の契約更改は、彼の成長とチーム内での競争が顕著に表れています。彼の申告にあるように、体調や技術向上への強い意気込みは、今後の阪神タイガースにおける彼の位置づけに大きく影響を与えるでしょう。特に、新たに加入した伏見捕手との競争が重要な成長促進剤になることが期待されます。
キーワード解説

  • 契約更改とは? 選手が次のシーズンの給与条件を球団と話し合い、合意するプロセスのことを指します。
  • 右尺骨骨折とは? 手首の内側にある骨である尺骨を骨折することで、遊びやスポーツの中でよく見られる怪我の一つです。
  • 観血的手術とは? 患者の体を開いて直接施術する手術方法のことです。一般的には骨折や内臓の病気に用いられます。

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