侍ジャパン松本裕樹、韓国戦での珍事に冷静な対応を見せる

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<強化試合:侍ジャパン-韓国>◇15日◇東京ドーム ソフトバンクに所属する松本裕樹投手(29)は、15日の強化試合で思わぬ“珍事”を経験したが、冷静な対応でチームを守った

試合の経過

試合が進行する中、松本投手は5回の裏に3番手としてマウンドに上がった

先頭打者の韓国・文賢彬選手が放った落ち着きのないライナーは、松本の右足首付近に直撃したが、ボールは跳ね返り、一塁手の佐々木泰選手(22=広島)がキャッチ

ここで球審を務めるジョン・パウォル氏は、MLB初の女性審判員であり、男性審判と並ぶ乗りで迅速に「アウト」を宣告した

審判団の協議

中継映像では、ボールがワンバウンドしたようにも見えたため審判団は協議を開始

その結果、球審は再び「アウト」と宣告した

韓国サイドからも監督が出てきて抗議を行ったが、このプレーはリクエスト対象外のため最終的にアウトとしてケリがついた

松本の冷静さ

松本は関係者からの注目が集まる中、痛む様子を見せず、冷静に投球練習を続ける姿勢を貫いた

ピッチャーにとっては、こうした状況でも心の平静を保つことが求められ、松本はその重要性を体現した

今回の試合での松本投手の冷静な対応は、試合における心の持ち方や、特に有名選手が多い中でも自身の役割を守ることの大切さを示しています。観客にとっても、そうした集中力は試合をより観る楽しみへと変わります。
キーワード解説

  • 強化試合とは? ー 種々のチームが競技力を確認するために行う非公式な試合で、オリンピックや世界大会に向けた準備の一環。
  • リクエストとは? ー 審判の判定に争いがある場合、チームが試合中にその判定を覆すことを要請できる制度。
  • 球審とは? ー 試合中の審判の一人で、主にボールとストライクの判定を行う役割を果たす。

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