ピッチコムの運用に挑む坂本誠志郎、国際試合での適応力を評価

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年11月15日、東京ドームで行われた強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国」において、侍ジャパンの捕手である坂本誠志郎選手(32)が「8番・捕手」として先発出場しました

この試合は、坂本選手にとって国際舞台での日の丸を背負った初めての試合であり、特に注目されたのはピッチコムの運用です

ピッチコムとは、投手と捕手が意志をすばやく伝えるための通信システムで、具合的には捕手がピッチ信号を送るためのマイクが埋め込まれたヘルメットをかぶり、投手が耳に装着したイヤホンを通して指示を受け取ります

この技術は、試合のスピードアップを図る目的や、相手打者に対する牽制を加える狙いがあります

坂本選手は試合中、曽谷投手や森浦投手、松本投手の3人をリードしながら、まずは5回までのプレーを無難にこなしました

打撃でも4回に四球を選び、5回には内野安打を放つなど堅実なパフォーマンスを見せました

最初のピッチコムの使用には不安があったものの、「最初の頃は焦りや投げ急ぎもあったが、だんだん慣れてきた」と坂本選手は適応の過程を語りました

試合を進行させる中で、以前はボタン操作に気を取られることが多かったものの、次第に投手との意思疎通に余裕を持てるようになったとのことです

加えて、試合中にはピッチクロックも設定され、投手や打者の時間管理に影響を与える要素として注目されました

坂本選手は「時間の使い方でいろいろな工夫ができる」と理解を示し、多様な戦略の可能性を感じ取った様子を見せました

坂本誠志郎選手の適応力には驚かされる。初めての国際舞台でピッチコムを使用し、すぐに高いパフォーマンスに繋げたことは、その実力の証明と言えるだろう。技術の導入による影響も感じられ、今後が楽しみだ。
キーワード解説

  • ピッチコムとは?
  • ピッチクロックとは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。