西武・与座、シュート習得へ挑戦
プロ野球西武ライオンズのサブマリン投手、与座海人が新球「シュート」の習得を目指しているこのシュートとは、ボールが真っ直ぐに飛んだ後、横に変化する球種で、特に左打者に対する効果的な武器とされている
与座は、これまで左打者には苦戦してきたが、今シーズンの対右打者の打率は0.167、対左打者は0.249と、数字が良くないことを自覚している
「やっぱり数字が悪いので、もう一つ武器、選択肢が増えれば相手もてこずると思う」と与座は語り、シュートをマスターすることで打者に与える攻略の幅を広げることを期待している
西武のスタイルでは、特に左打者に対してシュートが効力を発揮すると言われており、今後の試合でこうした新たな武器がどのように活かされるかが注目される
来季には高橋光成や今井達也といった主力投手がメジャーリーグに挑戦するため、与座をはじめとする投手陣の奮闘が求められている
与座は、2022年には10勝を挙げた実績があり、今後はシュートの習得によってイニング数を増やし、自身初の規定投球回到達を目指す意気込みだ
「みんなで穴を埋められれば」と語り、チーム一丸となって戦う覚悟を見せている
与座投手のシュート習得への試みは、彼自身の成績向上に繋がるだけでなく、チーム全体への貢献にも期待されています。左打者に対して強いボールを投げることができれば、西武の投手陣全体のレベル向上にも寄与するでしょう。今後の彼の成長が楽しみです。
キーワード解説
- シュートとは？：シュートは、ピッチャーが投げるボールの一種で、真っ直ぐに飛んだ後に急に横に変化する球種のことです。この特性を活かすことで、打者を欺くことができます。
- 規定投球回とは？：規定投球回とは、シーズン中に投手が投げるべき投球回数のことで、一般的には140回から150回程度です。これに到達すると、投手としての成績が公式に記録されます。
