曽谷龍平、韓国代表相手に完璧な投球を披露しWBC出場へ意欲を示す

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野球日本代表「侍ジャパン」は、2025年11月15日に東京ドームで行われた韓国代表との強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」の第1戦で、11-4の快勝を収めた

この試合では、オリックスに所属する24歳の曽谷龍平投手が先発登板し、3回を投げて無安打無失点という素晴らしい投球を見せた

これにより、来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次リーグで同じC組のライバルとなる韓国を封じ込め、メンバー入りへの強力なアピールとなった

曽谷投手のピッチングスタイル

曽谷投手は、特に切れ味の良い変化球が特徴で、この日はフォークボールを駆使して韓国打線を圧倒した

彼は段階的に自身のパフォーマンスを向上させた様子で、初回にはわずか7球で2アウトを奪い、韓国プロ野球で26本塁打を記録した強打者、宋成文をフォークで空振り三振に仕留めた

三回までの44球で無安打無失点の好投を収め、「納得のいく球が少なかったが、パーフェクトな結果を得られた」と手応えを示した

WBCへの意欲

曽谷選手は、「自分の役割はロングリリーフ

いつでも投げられる状態を作ってチームに貢献できるように」と意気込む

WBCでは先発投手を2枚用意する方針があり、特に左腕の人選が重要とされている

ライバルには西武の隅田や中日の金丸がいるが、オリックスの同僚である宮城投手も候補に挙げられており、競争は激化している

合宿中の親睦活動

合宿中には、同じ2000年生まれの選手たちとの「同学年会」を開き、交流を深める場面も見られた

曽谷選手は、ライブBP(実戦形式の打撃練習)において新ルールへの対応に苦戦していたものの、この日には冷静に対応し、「もっと慣れていきたい」とさらなる成長を誓った

曽谷選手の投球は、これからのWBCへの期待をさらに高めるものとなりました。特に韓国打線を完璧に抑えた試合は、実力を示す好機となり、今後の成長に期待がかかります。ライバルたちとの競争も厳しい中で、彼の戦略や成長にも目が離せません。
キーワード解説

  • ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)とは? 世界の野球代表チームが集まって行う国際大会で、特に注目されているイベントです。
  • ロングリリーフとは? 試合中に長いイニングを投げることができるリリーフ投手のことを指し、試合の流れを変える重要な役割を果たします。
  • フォークボールとは? ボールの縫い目の間に指を挟んで投げる変化球で、バッターが打つのが非常に難しい球種です。

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